登別 大湯沼

家族と北海道に行ってきました。COVID-19禍を挟んで実に4年ぶりです。

一泊目は登別でしたが、ここを選んだのはどちらかと言うと黒松内に近いという理由です。我が家は二人して黒松内の食べ物の大ファンなので、近年の北海道旅行では欠かさず訪れています。4年ぶりでしたが道の駅で食べるピザは相変わらずの大人気、そして現地の畜産物のおいしさがギュッと詰まった変わらぬおいしさでした。

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WF-1000XM5を使い始めて1か月

ワイヤレスイヤホンWF-1000XM5が納入されておおむね1か月になります。当初はすばらしさに感激していた製品ですが使ううちに粗が見えてきました。

一番の問題は耳が痛くなることです。私の場合は左耳の耳介で、着用して10分くらいで痛みが始まります。聞いている間は気が付かないのですが、操作しようとしてイヤホンに触ると痛みが走ります。また、メガネのツルと接するあたりも痛みます。これはきっとイヤホンを押し込んだので耳の周囲の形が変わっているのでしょう。

接続が不安定なことも気になります。正確に計測したわけではないですが、片道1時間半の通勤中に平均して2,3回は接続が途切れます。これはすぐに回復するので我慢できるといえばできます。値段的に納得はいきませんが。

一番の問題は片耳だけ接続できないことがある問題です。これは装着時に発生します。この問題が発生すると一度ケースに入れてもう一度装着しないといけないため、結構イライラします。

痛み以外はソフトウェア・アップデートで修正されると思いますが、当初のような興奮は冷めてしまっています。

なお、ノイズキャンセラと音にはとても満足しています。

素晴らしいソニーのWF-1000XM5

ソニーの新しいワイヤレスヘッドセットを買いました。

ソニー製品のワイヤレスヘッドセットに関しては、ずいぶん前に発売されたMDR-EX31を通勤用と運動用に使っています。この製品は親指サイズの本体から有線ヘッドフォンが伸びているもので、本体とスマホBluetoothで接続します。ちゃんと動きはするのですが、使い勝手が悪いうえにノイズキャンセルが甘く、ソニー製品としてはかなり落胆する仕上がりでした。ローエンドですのできっとODMなのでしょう。また、COVID-19が蔓延してからAftershokzの骨電動ヘッドセットも使っていました。こちらは気軽に使えたのですが、割とすぐ故障してしまって後続品は買っていません。

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洗面台の水漏れ修理

ホーロー洗面台の水漏れを修理しました。

築20年の我が家にはタカラスタンダードのオンディーヌ型ホーロー洗面台が建築当初から据え付けてあります。この洗面台の鉢が結露しているようだ、と数か月前から家族から話がありました。結露なら仕方ないと放置していたのですが、話を聞くうちに結露では説明がつかない点が出てきました。結局、調べたところ鉢に水をためたときにオーバーフローさせると、鉢の下に漏水することがわかりました。

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オーディオタイマーでスマホを充電する

一昨年末にオークションで落札したオーディオタイマーでスマホを充電しています。

このタイマーは自分で故障個所を突き止めて修理したものです。蛍光表示管によるオーディオタイマーは、

  • CDが普及する前のエアチェック文化
  • 70年代から80年代にかけてのオーディオコンポブーム
  • 電子表示の時計の普及
  • 何もかもにマイコンが入る前

という条件が重なった非常に短い期間のみ存在した製品です。鮮やかな表示と美しい仕上げのフロントパネルが組み合わされた今となっては贅沢な時計ですね。

wakimiunten.hatenablog.com

さて、このオーディオタイマー、指定時間が来たら外部電源がオンになり、別の指定時間が来たらオフになるという単純な構造です。そこでこれを使ってスマホを充電しています。寝る前にスマホを接続すると、朝6時半に充電を開始して、朝7時半に充電が終わります。

ほとんど意識されていませんが、リチウムイオン電池は過充電が続くと急速に劣化してしまいます。充電器に繋ぎっぱなしのスマホの電池が膨れ上がってしまう、という話はちょいちょい流れてきますが膨れ上がらなくても寿命が短くなります。ですので、私は寝る前に充電器に繋ぎっぱなしというのがどうにも受け入れられません。かといって朝の忙しい時間でスマホを充電器に繋ぐというのも、忘れっぽいたちなのでリスクが大きいです。

オーディオタイマーは古い時代の風習に基づく製品ですが、意外なところで活躍しています。

計算尺

ついうっかりオークションで計算尺を落札してしまいました。

おやじにもらったものやら、やはりオークションで落札したものなど、もう十分に持っています。なんというか、悪癖ですね。高価なものではないのが救いです。

落札したのはヘンミの255Dで、電気技術計算用です。

尺を面一で合わせるとメモリが文字通り寸分の狂い無く合う加工精度。がたつき、引っ掛かりのない使い心地。ロゴを覆わないようにその部分だけカーソルに赤を入れない細やかさ。柔らかいカーブで囲まれたカーソルと、直角を美しく面取りした金具の対比。一度買うと一生使えるのでそこまでは売れなかったといわれる耐久性。どれをとっても今時の計算機には求めようのないものです。

機械工業が計算を支えていた時代の逸品です。

計算尺
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