オーディオタイマーでスマホを充電する

一昨年末にオークションで落札したオーディオタイマーでスマホを充電しています。

このタイマーは自分で故障個所を突き止めて修理したものです。蛍光表示管によるオーディオタイマーは、

  • CDが普及する前のエアチェック文化
  • 70年代から80年代にかけてのオーディオコンポブーム
  • 電子表示の時計の普及
  • 何もかもにマイコンが入る前

という条件が重なった非常に短い期間のみ存在した製品です。鮮やかな表示と美しい仕上げのフロントパネルが組み合わされた今となっては贅沢な時計ですね。

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さて、このオーディオタイマー、指定時間が来たら外部電源がオンになり、別の指定時間が来たらオフになるという単純な構造です。そこでこれを使ってスマホを充電しています。寝る前にスマホを接続すると、朝6時半に充電を開始して、朝7時半に充電が終わります。

ほとんど意識されていませんが、リチウムイオン電池は過充電が続くと急速に劣化してしまいます。充電器に繋ぎっぱなしのスマホの電池が膨れ上がってしまう、という話はちょいちょい流れてきますが膨れ上がらなくても寿命が短くなります。ですので、私は寝る前に充電器に繋ぎっぱなしというのがどうにも受け入れられません。かといって朝の忙しい時間でスマホを充電器に繋ぐというのも、忘れっぽいたちなのでリスクが大きいです。

オーディオタイマーは古い時代の風習に基づく製品ですが、意外なところで活躍しています。

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