秋キャンプ

キャンプに行ってきました。

単車の買い替え後、およびキャンプ道具の更新開始から3回目です。

今回はテントを一新しており、キャンプ道具の更新はこれで一息つきます。更新が終わるまでは同じ場所でキャンプをすると決めていましたが、今後は場所を変えて遊んでみます。

さて、ということで今回も朝霧ジャンボリーオートキャンプ場です。

天気予報では晴れだったのですが、当日は曇り。夜遅くから雨でした。雨のおかげで騒がしかったキャンプ場も静かに。

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野営地

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夜明けの富士 Ricoh GR III

ツーリング・キャンプでタープ、テント、椅子、テーブル、焚火台、スキレットとは大荷物ですが、この快適さを味わっていると引き算の荷物づくりは難しそうです。もちろん、ツーリング主体のキャンプの時は焚火台、タープ、スキレットを置いていくというやり方もあります。

当日の予報では富士宮の気温は最高24度、最低20度。標高800メートルなので5度ほど低いと考えて最低気温は15度くらいでしょうか。現地は曇り。

移動時はネルシャツの上に春夏秋のライダーズジャケット。設営時は蒸しましたが5時前の時点でだいぶ冷え、上からフリースと、ワークマンの綿パーカーを着込んでちょうどいいくらいでした。就寝は冬季用のシュラフで快適でした。

今後実はケース類は今回パンパンでしたのでさらに気温が下がる場合には防寒装備が入らないことになります。テントをリアシートに追い出すなどすれば場所は確保できそうです。もっとも、防犯や高速道路の安全性を考えれば、テントはケースにしまって、シートバッグに比較的安価な道具類を移す方が合理的ではあります。

 

残暑キャンプ

すでに先週の話ですが、キャンプに行ってきました。

場所は前回と同じく朝霧ジャンボリーオートキャンプ場です。

 

wakimiunten.hatenablog.com

 同じ場所とは芸がありませんが、前回書いたように私は「キャンプのためのツーリング」の経験がないため、慣れが必要です。また、キャンプ道具を取り揃えている最中なので、変更するパラメータを道具だけにしたいという気持ちもあります。

なれるためのキャンプですが、COVID-19騒ぎで9か月も間が開いたのは痛恨の極みでした。

さて、金曜日ということでこの広場は私を含めて3組でした。

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設営風景。この後、夜露と蒸気でえらいことに

よかったこと

今回は前回から大幅に時間が空いたことから随分キャンプ道具が増えました。写真にもありますが、タープを購入しています。これは大変快適。日よけにもなりますし、夜の間露除けになる安心感があります。一方で当日は雨上がりだったため、たっぷりと雨を含んだ土から蒸気が上がり、あっという間に裏側がびしょびしょになってしまいました。結構乾かすのが大変です。

それから前回と大幅に変わったのが焚火台です。折り畳みのコンパクトなものを買いましたが、おかげで前回のような手持ち無沙汰とは無縁でした。

購入した鉈と家に合った木槌を持っていきました。この二つも大活躍ですが、木槌は荷物としてはやや大きすぎます。次は金槌を持っていきましょうか。それともキャンプ用の安いのペグハンマーのほうがいいかもしれません。

作業用の皮手袋も、撒き割り、調理と大活躍でした。炭火をいじるトングも大活躍です。

まずかったこと

着火にてこずりました。事情があって薪を湿らせてしまったことも原因です(リアケースに入れて運んでいたら、薪がビールの缶を貫いてビールまみれに!)。今回は応急処置でガソリンン・コンロを使って木に着火しましたが、次回からは格好を付けずに着火剤をもっていきましょう。

また、焚火台の上が安定しないので焼き網が必要です。

今回の料理

ステーキに初挑戦。味付けは塩コショウですが、大変美味しかったです。スキレットは熱容量が大きいので、食事中冷えないのがいいですね。

翌朝の目玉焼きは焦がしてしまいましたので写真なし。

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ステーキ

星空

昼間は雨に降られたのですが、夜から晴れました。土星木星、月が等間隔に並び、なかなかの見ごたえです。

上弦の月が沈む時間にアラームをセットしたところ、満点の星空でした。季節的にややさみしいですが、西の空には沈む夏の大三角形を見ることができました。

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沈む夏の大三角Ricoh GR III, ISO 200, f 2.8, 4sec, カメラ内合成



 

HHKB Type S Professional Hybrid のBluettoth接続

長いこと使っていたキーボードが壊れたため、Happy Hacking Keyboard Type-S Professional Hybridに買い換えました。

そのBluetooth接続について記録しておきます。少なくとも私が試したところでは、接続の安定性はホスト側のBTアダプタに依存するようです。

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スパイクシューズ的人生

古い付き合いの方はこのブログのタイトルが私の行動そのものだとよくご存じです。

私は自他ともに認める注意力散漫です。会議中もしょっちゅうほかのことを考えていますし、本を読んでいる間にほかの本に目が行くこともしばしば。楽しそうなことを見つけると本をたくさん買い込んで片っ端から読み、行動のための準備をするくせにいざ行動というその直前に他に興味が移る。だいたいこんなことの繰り返しです。

さて、勉強の話。

satoru-takeuchi.hatenablog.com

私の自分の好きなことしか長続きしません。というか、好きでも長続きしません。ですから仕事においてほとんど専門性というものを持ち合わせていません。よくて「ちょっと物知りなおじさん」程度でしょう。しかしながら、幸いにして、この30年間ずっと下り坂だった日本経済をしり目に何とか食いつないでくることができました。

振り返ってみるとその原因の多くは運のよさであり、付き合った人たちの好意でした。が、一方で場面場面で用意できた引き出しの数も助けになったように思えます。そして、それらの引き出しはほとんどが専門というより興味本位で学んだことです。30代のころには高校時代寝っ転がって読みふけったアマチュア無線とコンピュータの記事が助けになりましたし*1、最近であればツイッターやネットニュースを流れていく多くの技術的話題が助けになっています。

学生時代の先生の言葉に今でも鮮明に覚えている一言があります。

「丁字型の人間を目指してください*2

ここで丁の縦棒は専門性を深く掘り下げること、横棒は専門以外の知識を広く浅く身に付けることです。その先生がおっしゃるには

「科学技術は進歩していくので専門を変えなければならないことがあるし、専門外のことに対応しなければならないことがある。専門分野を深く掘り下げておけば、どの分野でも掘り下げ方がわかる。そして広く浅く知識を身に付けて置けば、自分の専門分野以外でも素早く対応できる」

ということなのです。

私の場合縦棒の掘り下げがいい加減なまま人生も黄昏を迎えようとしています。しかしながら、いろいろな分野・企業の勃興を横目に転職を繰り返して食いつなぐことができたのは、詰め込んだ浅い知識をさっと引っ張り出すことができたということも助けになっているようです。

件の先生には感謝しかありません。丁字型の人間にはなれませんでしたが、スパイクシューズ的な人間にはなれたように思います。

 

*1:「なぜ組み込みコンピュータのデータ受け渡しプロトコルとオーディオコーデックの圧縮とRF回路の話が全部できるのだ」とあきれられたことがある。担当者ほど理解しなくていいのならそれほど難しくない

*2:先生はT字とおっしゃったはずだが、字に書くとTではニュアンスが伝わらない

映画『オレゴン魂』

ジョン・ウェイン主演の『オレゴン魂』を観ました。

1975年の作品です。この作品は1969年の『勇気ある追跡』の続編です。『勇気ある追跡』(True Grit)は前年にヒットした同名の小説の映画化ですが、『オレゴン魂』は主人公が同じだけで小説には関係ないようです。

つまりこの映画は『勇気ある追跡』の大ヒットを受けてジョン・ウエイン用に当て書きされた脚本による続編映画です。

ルースター・コグバーンは凄腕で鳴らした南部軍あがりの保安官ですが、度重なる犯人射殺のために保安官バッジを取り上げられてしまいます。彼はどの射殺も正当防衛だったと主張しますが、昔なじみの判事は「もう南部も法が支配する時代になった。法に従え」と彼をたしなめます。

しかし、銀行強盗をたくらむ一味が騎兵隊の爆薬を強奪。判事が募る援軍が集まらぬまま、コグバーンはバッジを受け取り単身一味を追います。途中、神父である父親を射殺された老シスター(キャサリン・ヘップバーン)とインデアンの少年を助けたコグバーンは、しぶしぶ3人による珍道中を始めることになります。

この映画を観終わって調べて初めて知ったのですが、ジョン・ウエインとキャサリン・ヘップバーンは同年同月生まれです。ともに往年のハリウッドを代表するスターでありながら、共演がこの作品が初めてでした。

キャサリン・ヘップバーンの経歴を調べると、この映画に関して面白い見方が浮上しています。これは脚本がジョン・ウエイン(と、おそらくはヘップバーン)に当て書きされているためだと思いますが、コッグバーンとシスターの境遇は妙にジョン・ウエインとヘップバーンに似ています。

西部を銃が支配した時代に辣腕保安官として生き抜いたコグバーンは、法の支配が西部に及ぶに至って社会とミスマッチを起こします。彼は銃による生き方しか知らず、変える気もなければ、おそらくは変える方法を知りません。時代の変革についていけなくなった老人として、一人取り残されていく自分を見守ることしかできません。

一方、演じるジョン・ウエインですが、スターダムに上り詰めた後は一貫して強い男と愛国者を演じ続けました。しかしながら、ベトナム戦争を経てアメリカにはリベラルと反戦の風が吹き、西部&戦争映画という彼の世界は次第に社会から取り残されていきます。実際、ジョン・ウエインは翌年の『ラスト・シューティスト』を遺作として1977年に世を去っています。

さて、シスターは強い女です。村に無法者がやってきたときにその行いをたしなめたシスターは、繰り返し足下に発砲する男に対して、瞬き一つせずに説教の言葉を続けます。相手が何者であっても屈せず鋭い言葉を返すシスターは、道中繰り返しコグバーンを言葉で圧倒します(女性の言葉に手を焼くシーンは、ジョン・ウエイン映画では定番)。

そして演じるキャサリン・ヘプバーンは男性が望む女性ではなく自らが望む独立した女性像を打ち立て、銀幕の上で自立した女を演じるのみならず私生活でも男を向こうに回して負けない女として生きてきたそうです。付け加えるならば、彼女は男が女に押し付ける女性像を嫌った一方で、男が軟弱であることを好まなかったようです。

そう考えると、馬車の上で並んで話をする老人の会話を、当時のアメリカ映画ファンがどうとらえたかは大変興味深いものです。それをしみじみ考えるためだけにこの映画を観る価値があります。インデアンの少年がコグバーンに「インデアンでも保安官になれるか」と問うシーンは、ハリウッドにもリベラルの風が吹いていたことを象徴しているようです。

老保安官が多人数相手に堂々のガンファイトを繰り広げるはずもなく、この映画ではいくつもの奇策が繰り広げられます。そのあたりは老いたクリント・イーストウッドが演じた『グラン・トリノ』にも通じるものがあります。

終わってみればジョン・ウエインによるおなじみのメロドラマですが、ロケ地であるオレゴン州の緑と青空が大変美しく、映像が印象に残る映画でした。前作の原作であるTRUE GRITの舞台はアーカンソーオクラホマ、テキサスといった南部であり、オレゴンとは無関係です。また、本作でも劇中では一言もオレゴンだとは言っていません(と思う)。

オレゴン魂』という邦題は、きっと美しいロケ地からつけたのでしょう。