ヨコハマはG30

横浜市は4月からG30運動の掛け声の下にごみの分別が詳細化されました。分別は結構細かく、面倒といえば面倒です。今日、近所を歩いたところ、いくつかのごみは分別が甘いせいか、回収を拒否されていました。いつもごみの出し方がいい加減な人がいる集積所では、毛布やカーテンらしきものが散乱しており、当然のように回収されていませんでした。
素行の悪い輩のツケを、ごみ集積所近隣の家が全部負うという歪は修正しなければなりませんが、それはそれとして横浜市自身は「平成22年度のごみを13年度比で30%減らす」という数値目標を掲げて積極的に広報に取り組んでいます。

感心するのは、なぜごみを減らさないといけないか、具体的にどうするのか、それらにはどのような効果があるのか、という点についてきちんと説明がなされている点です。

修理によってごみを減らすことが出来るというのは面白い観点です。
ごみについても、「再利用できるものは資源である」とした上で、細かい分類を行っています。

こうやって提示されると面倒なのですが、食品関係の容器などにはリサイクル用の表示が細かくされており、合理的な分別が出来るようになっています。たとえばペットボトルのラベルやキャップはすでに分別回収が前提に作ってあります。
昨日廃棄するCD-ROMドライブを分解して金属ごみとその他に分けましたが、プラスチックにはリサイクル表示がなく、いろいろと考えました。市民の矜持といった概念が散逸してしまいつつある現在、こういった計画を推し進めるのは難しいと思いますが、小中高での授業への取り込み、イベントでの粘り強い広報、戸別回収などによって市民教育への挑戦を行ってほしいものです。

/* -----codeの行番号----- */