結局指紋リーダーを購入した

何とか安定動作させようとしたLifebook U939/Bの指紋リーダーですが、結局諦めてUSB接続品を購入しました。

購入したのはケンジントンK67977JPです。この製品は2年ほど前にデスクトップPC向けに購入しており、十分な安定性を確認済みなので再購入しました。Lifebook内蔵の指紋リーダーは指紋を認識しない、そもそもデバイスが指紋を読もうとしないという問題が頻発しますが、K57977JPはその手のトラブル頻度が極めて少ないです。

指紋リーダーの認識率は、誤認識率と背中合わせです。Lifebookの指紋リーダーの認識率の低さはビジネス向けゆえの厳しさ…と思えないこともないですが、手元で起きている認識率の悪さはWindows Helloの要件を満たしていません*1。そもそも指紋認識に10秒も20秒もかけてやり直しをするなら、パスワード入力をした方が早いです。

手元の問題が個体不良なのか、中古ゆえの劣化なのかはわかりませんが、これ以上イライラするよりも根本的対策を取った方がよいな、というのが購入した理由です。

K57977JPは認識準備が整うとLEDが点灯し、認識もほんの一瞬です。とても快適になりました。

利用中の指紋リーダー。認識準備が整うとLEDが光る。

なお、指紋認識技術を使った認証技術は複数あります。有名なものとしてはWindowsのログインに使われているWindows Helloがありますが、そのほかにネット通販時にブラウザ上で本人確認をする技術などもあります。これらの認証技術の乱立は大変ユーザーを混乱させていますので気を付けてください。

手元のケンジントンK67977JP

  • Windowsへのログオン
  • PayPalをはじめとするオンラインサービスでの本人確認

に使用できることを確認しています。同じケンジントンの指紋リーダーでもWindows Helloに対応していないものもありますので気を付けてください。

wakimiunten.hatenablog.com

*1:本人拒否率10%未満が要請されているが、私のPCでは50%をはるかに超える

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