サブ機としてラップトップPCを購入しました。富士通のLifebook U939/Bで、中古品です。
今使用しているThinkPad x220も中古で手に入れたものですが、製造から10年以上経過しています。あれこれ手を入れて延命を図ってきましたが、この夏、ついにクラッシュの頻度が無視できない高さになったため、新しいPCの購入を決意しました。当初はLenovoが出すだろうThinkPad 30周年記念モデルや、富士通の10月モデルを見定めての予定でしたが、用途と価格を天秤にかけて中古品に決めた次第です。
購入したのはリース業者からで、価格は5万円強でした。綺麗に整備されており非常によい購入方法だと感じました。
仕様
主な使用はざっとこんな感じです。CPUはx220に搭載されているものに対してシングルスレッド性能で2倍、コア数も2倍、消費電力1/2ですので十分です。主記憶は4GBあれば私の主目的のLinuxに十分です。8GBあるので家族が使いたいと言い出しても安心です。
カメラが無いのはいかにも2019年発売機種って感じですね。これが2020年の機種ならビジネス用もテレワーク対応のためにカメラ付きになっていたでしょう。とりあえず電話会議には使わないPCですので問題ありません。
キーボード
実はこの機種を購入した決め手はキーボードです。最近の小型ラップトップPCはキーボードの地位がどんどん落ちています。打鍵感覚が少々悪いくらいは仕方ないですが、キートップが一部だけいやに狭いキーボードや、「変換」「無変換」キーの配置が変なキーボードばかりになりました。私は日本語と英語の入力切替を変換キーと無変換キーで行っているため、いくら遊び用とは言えこの二つのキーについては妥協したくありませんでした。
富士通のキーボードは手をホームポジションに置いた際、変換キーと無変換キーが親指で容易に押すことのできる位置にあります。これが決め手となりました。
なお打鍵感覚ですが、さすがにThinkPad x220はに劣ります。薄く仕上げる以上、これはどうにもならない所でしょう。x220はU939/Bの倍近く厚いです。
OS
Windows 10 Proが入っていました。私は手持ちのWIndowsは全部Pro版にアップグレードしますのでその手間とコストを節約できたのはラッキーでした。
この機種はOEM Activation 3.0と呼ばれる方法でプロダクトキーをハードウェアに埋め込んでいますので、手違いでWindowsを壊してしまっても自分でマイクロソフトからダウンロードしたインストールイメージで再インストールできます*1。便利になりました。
指紋リーダー
指紋リーダーは便利な装置ですが、この機種に内蔵されているリーダーは読み取りが悪いです。頻繁に読み取りに失敗します。
充電制御
バッテリ充電制御ユーティリティというユーティリティがあります。このユーティリティを使って、「充電レベルが80%に達したら充電停止」という設定が可能です。停止レベルの変更や、再開レベルの設定はできません。
機能的には必要最低限がそろっていると思いますが、このユーティリティがどこにあるのかわからずに難儀しました。
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まとめ
居間で使っているので、取り出したU939/Bを見て家族が薄さにびっくりしていました。技術革新はすごいですね。4,5年はこれでいこうと思っています。
*1:実験をしたわけではないが、方々の文書を読むとそう理解できる