目も当てられない愚かさ

答弁する方もする方なら、垂れ流すほうも垂れ流す方。

鴻池祥肇官房副長官は26日の参院予算委員会で、北朝鮮の長距離弾道ミサイルに対するミサイル防衛(MD)について「ピストルの弾同士が当たるのは、なかなか難しい」と答弁した。MDを巡っては政府高官が23日、「鉄砲を撃ってきたのを鉄砲で撃っても当たらない。(ミサイルを)撃ってきたら当たるわけがない」と発言しており、鴻池氏も同様の認識を示した形だ。

マスコミに関していらだつことの一つが、専門性を理解しないことです。おそらくは自分自身の万能感からくる奢りの製だと思いますが、専門分野のことは専門家に当たって調べるべきと言う感覚がすっぽり抜け落ちている報道をよく目にします。
なにしろネット君臨なる概念を作り上げて激しくネット批判をした、天下の毎日新聞(笑)ですから、ネットでちょっと調べればわかることすら知らなくても不思議はありませんが。それにしても、レーダーとか誘導弾とかいう言葉を聞いたことすらないんでしょうかね。せめて防衛省に問い合わせれば技術的詳細くらい知ることが出来たでしょうに。そうすれば、馬鹿馬鹿しい答弁を垂れ流すだけのくず記事じゃなかったでしょうに。

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