Linux上にAndroid環境を作るWaydroid

LinuxAndroidアプリを使うためにWaydroidを使ってみました。
一時期LinuxAndroidアプリを使うためにAnboxを使っていましたが、どうにも不安定です。また、どうやら昨年あたりにプロジェクトとしての活動を停止したらしく、最近はユーザーもWaydroidに移っているとのことです。
使った感想ですが

  • Waydroidの方が安定している。
  • インストール時にはAnboxほど迷わない*1
  • Wayland Window Managerが必須。
  • VMで動かすためには設定ファイルをいじらなければならない。
  • 起動はWaydroidの方が面倒。

といったところです。

一番厳しいなと感じたのは、現状でGoogle Play Storeをインストールする方法が無いことです。AnboxにはGoogle Play Storeをインストールするための非公式スクリプトが存在していましたが、Waydroidでは見つかりません。Aurora Storeが良いよ、という声もありますが実際のところ使いたいKindleやKinoppyはAuroraにはありません。

ということで、現状でKindleの書籍を読みたいのならばWineでKindle for PCを動かすのが一番良いようです。Kinoppyは以前試したのですがダメでした。Linuxデスクトップ元年は遠いです。

Amazon KK がKindle Cloud Readerで日本語EPUB文書に対応すればこんな問題はないのですけどね。Google Play Bookは対応しているっぽいのに。釣った魚に餌はやらないのでしょうね。

*1:Anboxはbetaとかedgeとがか錯綜していていつも不安だった

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