片言の広告

ここ数年、なんとも形容しがたい日本語の広告が増えたことを気にしています。

最近見つけたのはこのような文言です。

弁護士の平均年収を是非ご覧ください

建設労働者の給料が公開され、皆驚いています

 

完全に広告用の日本語として破綻しています。1文だけ取り出すと日本語として間違っていませんが、広告用の文章という文脈に放り込むと

「これは違うだろう」

という強烈な違和感を放っています。

一方で、この手のおかしな広告は信じられないほどありふれています。

非日本語話者が広告を打っているのか、AIで自動生成しているのか、はたまたこれがおかしいと思わない日本人があふれているのか。

(ひょっとすると、現代日本でこれをおかしいと思っている私は異端なのでは)

と、自らが「アップデートされていない」老人である可能性を密かに恐れる日々でもあります。

 

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