大昔、Macのインターフェースが現実世界の比喩を基にしている*1と知って感心したことがあります。その流れはWindowsやKDEなんかへも及んでいるのです。
が、だいぶ前からおかしくなってますよ。というか、そもそも最初からおかしいものもあります。
- ラジオボタン
- カーラジオってボタン選局のイメージありますか?それより、日常的にカーラジオを聞いていますか?アメリカのパパは今でも通勤時にカーラジオを聞いているようですが、日本には自動車通勤をしたことがない人がたくさん居ます。たまに乗っても聞くのはCD。つーかiPod大流行のおかげで自動車でもHDDで音楽を聴く時代です。Appleはラジオボタン文化を破壊しているぞ!文化帝国主義だ!
- チェックボックス
- そもそも、チェックボックスというインターフェースを見るまで、箱にチェックを書き込むという文化を知りませんでした。箱って塗りつぶすよね。入試を受けるときに。
- スライダー
- あれってCDのジャケ写で気取ったミュージシャンの手前にずらっと並んでるやつですよね。なんに使うの?
- ボタン
- Macが現れる前は、ボタンは気軽に押すと怒られるものだった気がする。主流は真円。
比喩っていうけど、はじめから拠って立つ文化的実体がないじゃん。新世代のユーザーインターフェースはどうなるのでしょうか。