夏のビオラ

立秋は夏の季語」

とは、高校時代に叩き込まれた古文の知識です。この日を超えるとようやく暑さが緩み秋の気配を感じることができる、ということで秋の気配を感じるだけなので夏の季語だと。

この時期になると毎年このことを思い出し、立秋さえ過ぎれば、立秋さえ過ぎればと念じています。天気予報によれば、今年も立秋を一区切りとして暑さは一段落のようです。

とはいえ、一段落つくくらい暑いわけです。例年の事ながらこの時期は擁壁が熱くなりすぎるのか朝顔に元気がありません。一方で、庭の隅にはこぼれ種から芽をだしたヴィオラが花をつけています。冬の花なんですけどね。

あと2週間もすれば、暑さも目に見えて緩むことでしょう。みなさんもご自愛を。

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夏の大三角とセミの脱皮

今週は休みをとり、月・火と西丹沢にキャンプに行ってました。

私にしては珍しく川沿いのキャンプ場です。到着時こそ蒸し暑さが残っていましたが、午後も半ばになるとさわやかな風に変わ、過ごしやすかったです。テントの中も横になった当初はやや暑かったのが、夜半過ぎにはシュラフに潜り込むほど涼しくなっていて快適でした。

さて、途中で起き出して用を足した後に空を見上げると、きれいな星空です。雲もなく、天の川も良く見えます。三脚を引っ張りだし、星を撮影しながら自分は双眼鏡で星空散歩としゃれこみました。

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パスフレーズを間違えてGRUB RESCUEモードに落ち込んだ場合の脱し方

Linuxのフルディスク暗号化インストールを行ってから、パスフレーズの打ち間違え時のユーザー体験が各段に悪くなりました。

GRUBレスキューモードはヘルプ・コマンドも効かないため、リセットするしかありません。しかし調査の結果、脱し方がわかりました。なお、BIOSシステムの話です。

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ThinkPad X220とUbuntu MateとVoid Linuxとディスク暗号化

タイトルの通りですが、ThinkPad X220をディスク暗号化してUbuntu MateとVoid Linuxをインストールしました。/bootも暗号化しています。

以上。

と言うことができればどれほどよかったことか。えらく難儀しました。発端はUbuntuからUbuntu Mateへの移行です。ThinkPadは今ではすっかり居間のブラウズマシンとなっており、主用途は居間で思いついたことの調べ物です。あと、ついでにツイッターYoutube、まれにVisual Stuido Codeを立ち上げていますがハードにプログラミングをする気にはなりません。

と言うことで動けば何でもいい状態なのですが、長年使ってきたUbuntuの赤っぽさに段々疲れてきました。何のことかわからない人も多いと思いますが、キーワード"Ubuntu"で画像検索すれば私の言っていることがわかると思います。

随分前にちょっとだけ味見したことのあるUbuntu Mateをお試しでThinkPadに入れてみたところ、気分が軽くなり使い心地にとりたてて違和感もないのでこれで行くことにしました。と、ここで終わればよかったのですが

「そういえばほかのLinuxがどんなものか試してみたい」

から始まり、Antix Linuxを試し、

Void Linuxが面白そう」

に行きつき、

「せっかくだからデュアルブートで試したい」

に至り、当然

「ちゃんと暗号化した状態でデュアルブートしたい」

まで希望が膨れ上がりました。

ここで私がどれだけ苦労したかを書いても仕方ないので、大変勉強させていただいたページのお礼だけしておきます。

myn.hatenablog.jp暗号化に関してはほぼ何も知らない状態から始めましたが、このページから読み始めてLUKSの仕組みや、あいまいにしか理解していなかったLVMの動作、GRUBからカーネルへのinitramfsによる安全なキーの受け渡しなど、非常に勉強になりました。ありがとうございます。

さて、いろいろと勉強してわかるようになったのはいいのですが、私は手作業をやらせるとあらゆる種類の間違いを起こすタイプの人間です。ですので、暗号化インストールを支援するスクリプト「Kaiten-yaki」を作りました。その結果X220のディスク暗号化&デュアルブートも無事終わりましたので、スクリプトを公開します。

github.comUUbuntuとVoid Linuxに対応しています。興味のある方はどうぞ。

 

/* -----codeの行番号----- */