雨戸と物干し台の修理

家族から頼まれていたシャッター式雨戸と折り畳み式物干し台の修理をしました。

雨戸の修理は恒例です。このブログにも何度か書いていますが、我が家のシャッター式雨戸はロックがしょっちゅう故障して開かなくなります。

原因は雨戸のロック機構にごみが入り込み、動作が渋くなることにあります。そのため、シャッター下部のバーを引いてもロックが外れず、雨戸が開かなくなります。

対策としては雨戸を分解してロック機構を取り出し、中性洗剤で洗ってごみを取り除くしかありません。

分解の手順は以下の通りです。

  1. シャッターのレールを左右とも外す。
  2. シャッターにある台形の留め具(写真中央下)を外す。
  3. ロック機構を引き抜く

シャッターのレールはサッシにねじ止めしてあります。写真では中央やや左に見える白っぽいねじがそれです。ねじを外すとシャッターのレールが外せますので、上にあるシャッターの格納部に気を付けながらレールを外します。

台形の留め具はねじを緩めるだけで外れます。

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シャッター雨戸

 ロック機構の写真は過去のエントリにありますのでそちらを参照してください。中性洗剤に漬け、ゆすったりロック機構を動かしているとどんどん汚れが取れていきます。

最後によく乾かし、ほんの少し油をさしてやると動きが滑らかになります。あとは分解と逆順で組み立てていけば完了です。

工程ごとに写真を撮っておけば組み立てに迷わないでしょう。

過去の修理では、シャッターが格納部に巻き取られて往生したり、ネジ山がきつくてなめてしまうなどのトラブルもありました。このブログを参考に自分でやってみようという方は十分に気を付けてください。巻き上げは致命的に近いトラブルです。業者を呼ぶことになるかもしれません。怖い場合は丸めた雑誌でも用意して、荷造り用のテープでしっかりとシャッターに貼り付けて置けば巻き込まれずにすむでしょう。

さて、この修理は雨戸が開かないと始まりません。写真を見て分かるように、閉まった状態ではレールを外せないからです*1。雨戸が開かなくなるトラブルなので、修理にもっていくまでが大変です。

どうしても開かない場合は、レールと留め具の間からロック機構の回転軸を狙って潤滑油を吹き付けてみてください。しばらく放置しておくと動くようになるかもしれません。動くようになってもゴミは流れていないため、すぐに修理する必要があります。放置してさらにゴミが付着した場合、二度と開かなくなるかもしれません。

 

 何しろ旧式なので、もう新しい住宅には使われていないかもしれませんが、自分向けの備忘録の集大成として記しておきます。

 折り畳み物干し台は、パイプを樹脂製のジョイントに固定するネジがバカになっていました。ドリルで穴をあけ、新しい木ネジで締めこんで修理完了です。

*1:とはいえ、レールのねじを全部外せば雨戸が開かなくてもレールが外れるような気はする。レールの落下に注意

理屈に合わない用例に困惑する

先週末に予定されていたSpaceX社の宇宙船Startship SN15の試験が延期になりました。

このニュースはテスト飛行が"scrubbed"であると報じられています。

www.dailymail.co.ukScrubを辞書で引くと「ごしごしと洗う」とあります。その意味としての用例は何となく頭に残っていたのですが、試験飛行のキャンセルとつながりません。よくよく調べるとScrubには「キャンセルする」と言う意味がある、とのことです。

いや、わかりませんよ。自然言語の単語が複数の意味を持つのは当然のことですが、世界中に配信される言葉にこんなスラングじみた言葉を使われても。

ネットで語源を調べてみましたが、リストから「消しゴムで消す」ということから転じたのだろうとのことです。

www.etymonline.com

この手の直感的に連装できない用例は、非ネイティブ話者にとっては頭痛の種です。テストフライトを洗う?わかりません。最近の日本語のスラングだと「草」が笑いを意味するようなものです。

大昔の話ですが、やはり調べ物をしていてCloverdという言葉が出てきてひどく当惑したことがあります。手元の辞書をひっくり返してもわからず、どうやって調べたのか「英語の手書き文書では、間違った単語をクローバーの葉の形の記号でつぶす習わしから、『消す』と言う意味」という、ひどくロマンチックな語源だけが頭に残っています。

改めて調べましたが、Oxfordのオンライン辞書にもCloverにそんな意味はなく、それどころか動詞がありません。

www.oxfordlearnersdictionaries.comスラングを調べてみてもCloverに消すという意味はありません。それどころか、文字の訂正に「クローバーの葉の形に塗りつぶす」という風習が見つかりません。

今となってはいつ、どこから私の頭に居ついたのかわからない真偽不明の記憶です。記憶であるかすらわかりません。

たとえ自分の母語であっても、知らない言葉は一生目の前に現れ続けます。とはいえ、外国語の用例が少なそうな言葉がポンポンと現れるのは疲れるものです。一つくらいに背の記憶があっても不思議ではありません。

英語のニュース市場が世界であることを考えると、非ネイティブな英語話者からの理解力の点で、英語のニュース見出しが淘汰圧力を受けて変わっていくなどと言うことも起きるのでしょうか。

やがて配信用の英語がInternational Englishとして派生し、それがEnglishと呼ばれるようになり、現代英語がClassic Englishなどと再命名されることになるのかもしれません。

自分の勉強不足を棚に上げていろいろと考えてしまいました。

追記:これはClobber(上書きする)の記憶違いというオチでした。ちゃんちゃん。

単車のパニアケースにフックを装着する

私のSV650にはパニアケースとリアケースを装備しています。これにシートバッグまで取り付けていますので、積載量はかなりのものです。

とはいえ、パンパンに機材を詰め込むとふたを開けた時にばらばらと中のものが零れ落ちてしまいます。この辺りは曲面を使ったケースでは仕方がありません*1

*1:蓋を平面にすればこのようなことは起きないが、ポリプロピレン製のケースでは強度的に無理があると思われる

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ドライブレコーダーが故障して天を仰ぐ

SV650に装着していたミツバサンコーワドライブレコーダーEDR-21Gが故障しました。

症状としては

  • 3月のツーリングを最後に録画されなくなった
  • 電源投入時に青いLEDが15秒ほど点灯した後、5秒ほど消灯を繰り返す。
  • WiFiSSIDが表示されない

LEDは録画開始とともに青の点灯が続くか、何らかのエラーコードが表示されるはずですが、上記のパターンはマニュアルにありません。何となくですが、録画直前に再起動を繰り返しているように思えます。

一方、正常動作していないのでWiFi接続モードに入ることもできません。本体リセットとSDカードフォーマットを行ってみましたが、何の効果もありませんでした。

購入は昨年の3月なのでちょうど1年の保証期間切れと同時に故障した形です。購入・設置してくれた単車屋にもっていって修理できるか相談してみます。

仮に買いなおしの場合、このメーカーの製品をもういちど買うかどうかは考えどころです。Android版ののアプリはとても使いにくく評判も悪いのですが、最終更新は2019年です。メーカー側にアップデートをする気がない模様。

 

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