日食観測のための太陽観測儀

あと2週間ほどで金環食です。関東平野が観測に適しているという珍しい天象の上に、大抵の人は通勤途中に立ち止まれば見ることができるというなかなかの好条件です。
観測グラスが馬鹿みたいに売られていますが、もうひと工夫したいかなという方に、以前、金星の太陽面通過の時に作った観測装置をご紹介します。

作ってないよね(笑)。
原理は単純です。写真に写っているのは$35で買ったニコン製双眼鏡です。対物レンズ25mm 8倍という、野鳥観察で重宝されるポピュラーなクラスのものです。この双眼鏡を太陽に向け、30cmから50cm離れたところに白い紙をおいて焦点を合わせればハイ出来上がり。双眼鏡で太陽を覗くことは絶対にしてはいけませんが、こうして紙に投射した太陽像は直視しても大丈夫です。なにより、写真に撮ることができます。
このようにバラックで組むと調整が面倒ですが、予め太陽観測儀を作っておけば持ち運べますし設定も簡単です。

材料

  • ボール箱(Amazonのやつとか)
  • ダンボールの端切れ
  • 白い紙
  • 小型双眼鏡

作り方

  1. ダンボール箱の片方の壁に穴を開けます。
  2. 現物合わせで結構ですので、双眼鏡を支える台をダンボールの端切れで作り、双眼鏡固定用の穴を開けておきます。
  3. 固定用の台を箱に貼り付けます。
  4. 箱の穴に双眼鏡をつっこみ、台とタコ糸で縛るなりゴムをかけるなりして固定します。
  5. 反対側の壁に白い紙を貼ります。

作ってみよう

実は私はまだ作ってません。あはは。ただ、来週出来上がりをお見せしても遅いかもしれないのでアイデアを公開した次第。まだ週末が2回ありますので是非作ってみてください。
双眼鏡については、愛好家が作っているよいサイトがたくさんあるので参考にするといいでしょう。工作はしにくそうですが、Pentax のタンクローを買っておけば間違いはないでしょう。ポイントがあるとすれば、対物レンズ21mm 倍率8倍固定がお勧めです。ズームは粗悪品がおおいですし、このクラスのものは長時間持っても疲れず、ハイキングやコンサートで大活躍します。

蛇足ですが、PentaxのPailioは0.5mから焦点が合うので、近づくと逃げる虫や近づけない美術品の観察にぴったりです。