落っことしてもずれないブックカバーのつけ方

横浜にある榮松堂という本屋のブックカバーのつけ方が興味深いので紹介します。この方法だと、ブックカバーがカバーごと表紙をしっかり包み込むので、本のカバーが曲がったりしません。電車の中で落っことしてもブックカバーがずれませんので本が汚れません。
ただし、本に斜めの線が付くといって嫌う方もいらっしゃいます。

位置あわせ

これは別に何ということはありません。本をブックカバーの上において位置を合わせます。なお、新品のブックカバーの場合、本のサイズに合わせて、両端に折り目を入れておきます。

モデルはスズメバチの科学

カバーを破って開く

ここがポイントです。表紙の幅の1/3程度のところでカバーを破り、上下に開きます。

端を折る

表紙の端の位置でカバーを折り込みます。

斜めに折り込む

これも特徴的な作業です。理由はよく分かりません。品のよい形になるからか、あるいはしっかり本を包めるからでしょう。

上下に折り込む

上下に開いていたカバーを畳み込みます。

これだけピンボケ。以上の作業を表表紙と裏表紙で行います。
最初はごわっとした感じですが、すぐにブックカバーが本の形になじみます。

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