コントローラが手元に戻ってきて最初の晴れた夜が満月です。神様、私に何か気に入らないところでも? orz
気を取り直してセッティング。いきなり躓きました。問題はホームポジションのセッティングです。スカイポッドは導入前に望遠鏡が西の地平線を向くようにセットしなければなりません。この西の地平線を向いた状態がホームポジションです。
電源を入れてメニューを操作していくと次のような画面が現れます。
鏡筒を西向き水平にしてください。上↑↓←→で鏡筒移動。この状態でも簡単な観測ができます。
南半球では鏡筒を東向き水平にしてください。
[OK]
これを読んでハイソウデスカとOKを押すとえらい目にあいます。つまり手順として、
- OKを押す
- 西の地平線に向ける
と言うのは間違いです。正しくは
- 西の地平線に向ける
- OKを押す
です。ここをきっちりやれば、スカイポッドは何とかなると見ました。さて、ホームポジションを決める前に三脚の水平を出さなければなりません。私はこのためにシンワ測定の丸型気泡管をスカイポッドの肩の部分に両面テープで貼り付けました。私のは11mmですが、16mmでも貼る事ができます*1。
水平を出しておけば、ホームポジションの主な誤差は方位です。上下に関しては、スカイポッドに水平をあらわす印が最初から打ってあるため、比較的簡単に出せます。これを理解しておけば、最初に導入する天体の位置の誤差は、主に水平であるとわかります。つまり高さはあってるものとして望遠鏡を水平に調整してやれば目的の星がファインダーに入るはずです。