カッシーニがフェーベを通過

宇宙探査機カッシーニ土星の外側に位置するフェーベを通過しました。カッシーニはこのフェーベ・フライバイで軌道を変更し、いよいよ土星への最終接近に入ります。土星の軌道に入るのは6月30日です。
アリゾナ大学によるカッシーニのイメージ研究所CICLOPSがPhoebe's Surpriseと称して説明を挙げています。フェーベは氷に富んだ衛星で、表面は暗い物質が層状に重なっているようだとのこと。層状になっているのはクレーターから吹き上げられた物質が堆積するからです。
リンク先には非常に新しく見えるクレーターが写っています。
カッシーニに関するNASAのニュースを逐次翻訳するはてなグループを作るのもおもしろいなと思ったのですが、著作権関係が面倒なのでやめました。NASAは基本的に著作権を主張せず、情報元(NASA)が明示され、適切に使用されるならばNASAの許諾無しに資料を再利用していいという立場です。しかし、JPLカリフォルニア工科大学著作権規定に従うとしており、そいつが七面倒くさそうに見えるのでやめました。

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