ディジタル時代

OSのインストールも終わり、さっぱりしたので早速インストールしたSonicStageで手元のCDをリッピングしています。今日一日で50枚以上終わりました。計算によると私の設定ではCD 100枚が7GBくらいになるようです。手元には250枚くらいのCDがありますが、ハードディスクはがらがらなので余裕で入ります。
リッピングのご利益はそれはそれは大きなものです。引越しのときにラジカセを捨てた私は音楽を聴きたいときにPCを立ち上げて聴いていますから、CDを挿入しなくてよくなった分、大幅に自由度が上がりました。幸い音にはうるさくないのでATRAC 3の音質云々で悩む必要もありません。これでCDは箱に入れて押入れに押し込むことができます。ついでに聞かないCDはリッピングせずにBook Offにでも売り飛ばすことにしました。
便利になりましたが、やはりアソビがない感覚はあります。さっきKids Stationで放送中の「あしたのジョー 2」で白木葉子がLPレコードをかけているシーンがありました。製作陣が凝っているなと思わせる番組ですが、プレイヤーのアームが動くシーンなど、見入ってしまいました。音楽が精巧な機械技術に頼っていた時代の話です。
iPodで楽しむ組み立て真空管アンプという本があります。これなら場所もとらず、ゆったりとした気持ちで聞けるかも知れません。狭い部屋と心の余裕の妥協点として面白いかも。
SonicStageが対応するOpenMG著作権管理技術としては負け組です。Sony以外の会社がOpenMG対応ポータブル機器を今後も出し続けるかというと、怪しいと思っています。しかし、しばらくは私のMD*1は壊れないでしょうし、いざとなれば別の機械でまたリッピングすればいい話です。

*1:「お前のMDはソニー製だろう」という突っ込みはなしでお願いします。ラジカセが壊れたのもウォークマンが壊れたのも遠い昔のことです。

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