見ました

購入したのはミザールの102Sです。http://www.mizar.co.jp/telescope-tubu.htm
ミザールというと私が高校生の頃は堂々たる中堅でしたが、今は小物や中国からのOEMを売っているようです。それでもWEBサイトを見ると市場に対する真摯さが感じられます。
ともあれ、口径102mmのアクロマート屈折望遠鏡です。127mmと鏡筒が共通なのでかなりおおがらで、「小さな望遠鏡がほしい」という動機から外れてしまっているのはご愛嬌です。それでも昨日書いたように前のやつよりは軽くて取り回しが楽になりました。
さて、ファーストライトです。昔はこんな言葉は無かったですね。きっとすばる望遠鏡のときに広まったのでしょう。102mmで見る最初の天体は火星にしました。夏場は大きかったですねぇ…。
小さい(笑)。今の視直径は10秒くらいで、一番大きかった頃の2/5くらいになっています。今回アイピースは6mmと20mmのものを用意しています。対物レンズの焦点距離が660mmなので、6mmと組み合わせると100倍です。これで見かけの視直径が15分くらいになるわけです。満月の視直径が25分くらいですからそれの約1/2ですが、模様らしきものは見えませんでした。空気がゆらゆら揺れていましたから仕方ないでしょう。
なんにせよ、いい感触のファーストライトでした。これで気軽に見ることができるようになればいいのですが。

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