LinuxのノートPC充電制御

ノートPCの充電制御は頭の痛い問題です。

私が知る限り、ノートPCはに使用されているリチウム・ポリマー2次電池を100%まで充電した状態で使い続けると、電池が急速に劣化します。

リチウム・ポリマー電池が劣化すると、

  • 寿命が急速に縮む
  • 電池が膨張する

といった問題が起きます。

これは比較的広く知られている問題ですので、大手PCメーカーが製造するWindows PCには、充電制御用のアプリが用意されています。これはPCのファームウェアと強調動作して、最大充電度を100%より小さな値で停止させる機能を持っています*1

さて、数年前のことですが「Linuxにはこの手の充電制御アプリケーションが無い」とTwitterでつぶやいたところ「対応している奴は割とある」と無知を正してくださった方がいらっしゃいました。

ずいぶん時間がたってしまいましたが、流れてしまうのはもったいないのでここに記録しておきます。

Lenovo ThinkPad /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_start_threshold,charge_stop_threshold}
Lenovo IdeaPad /sys/bus/platform/drivers/ideapad_acpi/VPC2004:00/conservation_mode
HP BIOSでしか設定できない(Windowsもダメ)
DELL https://github.com/glynhudson/dell-charge-limit
VAIO /sys/devices/platform/sony-laptop/battery_care_limiter
Panasonic sys/devices/platform/panasonic-laptop/eco_mode
ASUS /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_control_start_threshold,charge_control_end_threshold,charge_control_thresholds}
Samsung /sys/devices/platform/samsung/battery_life_extender
Huawei /sys/class/power_supply/BAT0/{charge_control_start_threshold,charge_control_end_threshold,charge_control_thresholds}
LG /sys/devices/platform/lg-laptop/battery_care_limit

*1:停止充電度を自由に設定できるものもあれば、固定のものもある

旧国鉄士幌線タウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁のツアーに参加してきました。

この橋梁に接近するには

  • 林道のゲートの鍵を借りて車で行く
  • 徒歩で林道を歩く
  • ツアーに参加する

方法があります。ゲートの鍵は「1分30秒のバトル」だそうで、旅行先で思いついて借りられるようなものではありません*1。林道を歩く方法はネットでは紹介されていますが、現地では皆さんが皆さん言葉を濁しながらやめろと言います*2。当初歩く気満々だった我が家ですが、現地で諭されてあっさり引き下がりました。

*1:あらかじめブラウザに住所氏名などの必要事項を覚えさせるらしい

*2:羆が出る。9月ごろまでは1日に数回目撃されたらしい

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糠平湖から三国峠へ

十勝平野には見どころがたくさんありますが、私の好きな場所を一つ上げるならば三国峠から十勝平野へと降りていく道路です。

この道路は層雲峡から峠の細いトンネルを抜けたところから始まりますが、峠付近から見える手つかずの広大な原野、両サイドを囲む白樺、湿度の高そうなダム湖畔の森林と、走る者を飽きさせない楽しいルートです。夏ならばルピナスの群生地に寄ることもできます。

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音更 丹頂鶴

旅行中は決まって早寝します。

運転に疲れるためですが、そうやって早寝すると翌朝は早起きしてしまいます。そして早起きしたために夜が一層眠くなり…とこのサイクルが続くことになります。

さて、朝5時ごろに目が覚めたためぼんやりしていたのですが、ふとを外を見ると鳥が餌をつついています。丹頂鶴でした。

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登別 大湯沼

家族と北海道に行ってきました。COVID-19禍を挟んで実に4年ぶりです。

一泊目は登別でしたが、ここを選んだのはどちらかと言うと黒松内に近いという理由です。我が家は二人して黒松内の食べ物の大ファンなので、近年の北海道旅行では欠かさず訪れています。4年ぶりでしたが道の駅で食べるピザは相変わらずの大人気、そして現地の畜産物のおいしさがギュッと詰まった変わらぬおいしさでした。

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WF-1000XM5を使い始めて1か月

ワイヤレスイヤホンWF-1000XM5が納入されておおむね1か月になります。当初はすばらしさに感激していた製品ですが使ううちに粗が見えてきました。

一番の問題は耳が痛くなることです。私の場合は左耳の耳介で、着用して10分くらいで痛みが始まります。聞いている間は気が付かないのですが、操作しようとしてイヤホンに触ると痛みが走ります。また、メガネのツルと接するあたりも痛みます。これはきっとイヤホンを押し込んだので耳の周囲の形が変わっているのでしょう。

接続が不安定なことも気になります。正確に計測したわけではないですが、片道1時間半の通勤中に平均して2,3回は接続が途切れます。これはすぐに回復するので我慢できるといえばできます。値段的に納得はいきませんが。

一番の問題は片耳だけ接続できないことがある問題です。これは装着時に発生します。この問題が発生すると一度ケースに入れてもう一度装着しないといけないため、結構イライラします。

痛み以外はソフトウェア・アップデートで修正されると思いますが、当初のような興奮は冷めてしまっています。

なお、ノイズキャンセラと音にはとても満足しています。

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