エアコン室外機用の追加冷却器のアイデア

エアコン室外機用の追加冷却器のアイデアを温めている*1のですが、とうてい自分で作る時間が無いため、ここにアイデアだけ記しておきます。

イデアの元となったのは東南アジアで使われているという冷房機の話です。木の葉で作った簾状のものに水を流してやることで、気化熱を奪うのだとか。

室外機を冷却するアイデアは多い

随分前から調べていますが、室外機を冷却することでエアコンの消費電力を下げるアイデアは多いです。エアコンの消費電力は室外機がどの程度熱を排出しやすいかにかかっており、室外機のラジエターを通り抜ける流体が冷たくて比熱が高いほど効率が良くなります。

一番すごいなと思ったのは、室外機のラジエターを取り出して庭の手洗い用の升に置き、くみ上げた地下水をかけ続けるという工夫です。地下水の温度は低いですし、比熱が空気より大きいので効率がいいです。家庭用途だと、自治体の制限に引っかかるほど大量に地下水をくみ上げるのは事実上不可能です。また、うまくやれば冬期の暖房にも使えます。熱的にはこの方法が一番優れていると思いますが、普通のお父さんが安全にこれを工作するのは無理ですね。

また、室外機の後ろで噴霧器を使って空気の温度を下げることに挑戦した人もいます。この方法は確実に空気の温度を下げるため、エアコンの効率が上がります。しかしながら、これはカルシウムがラジエターに付着するのではないかという心配があります。

ということで、私のアイデアは室外機に入る前に水を完全に気化させて、カルシウムは布にでも付着させれば良いのではないか、というものです。

構造

構造は単純です。

まず室外機と同じ大きさの適当な木枠を作ります。木枠は屋外に置くので耐候性のペイントでも塗ると良いでしょう。そうして、上辺と下辺に2cm間隔程度のステンレスの釘を打ちます。上辺と下辺の釘の位置は互い違いにしてください。

そうして、上辺とか辺の釘の間にリボン状の布をジグザグに張っていきます。この布は消耗品になりますので、包帯のようなばんばん使っても良いものが良いでしょう。

この木枠を室外機の後ろに置き、布の間を風が抜けるようにします。さて、上辺の釘の上には塩ビパイプを横たえます。塩ビパイプには0.5mmから1mmの穴を釘と同じ間隔で開けて、中から水がしたたるようにします。こうしてしたたった水が布の上を流れ、風を受けて蒸発することで気化熱を奪うという算段です。

室外機の上には安く売られている蛇口付き水タンクを置き、塩ビパイプとの間をビニルチューブでつなぎます。水タンクの蛇口で水の流量を調整します。

測定は必要

室外機の後ろに冷却器を置くため、風の抜けは悪くなります。そのこと自体で少し効率は下がるはずで、気化熱による効率向上との収支がどうなるかは、測定をしてみなければわかりません。

当然ですが、何が起きても責任はとりませんよ。

*1:冷却器なのに