井戸水クーラー

5,6m掘り下げた井戸の水温は大体15度前後とか。で、これをくみ上げて、壊れたクーラーの室内機に冷媒として通してやります。ファンをまわすとあら不思議、冷たい風が出てきます。不思議でも何でもありません。
(えー、そんなに地下水くみ上げていいの?)
と、思った私は教科書で東京都の地盤沈下を読んだおじさんです。昔工場が地下水をくみ上げまくったため、強烈な地盤沈下が起きて取水制限がされているはずです。
一次情報じゃありませんが、このページによると東京都の多摩地区は家庭用に1日10tなら、排水ますを用意するだけで自由にくみ上げることが出来るそうです。10tというと、風呂桶40杯分です。そんなにいりません。庭の花に水をやって、打ち水をして、エアコンに使って、風呂を入れて、トイレにつかっても1t使いきれるかどうか疑問です。事実上無制限です。
エアコンより電動ポンプくみ上げの井戸水クーラーのほうが省エネかもしれませんね。

防災に井戸

防災用に手押しのポンプをつけた井戸を使っている人が増えているそうです。そりゃいいアイデアだ。大地震だと水がにごるかもしれませんが、泥をすすってでも生きなければならないのですから、積極的に活動できるという点で井戸はいい考えです。町内会とかマンションで掘る手もありそうですね。
二階のテラスに手押しポンプをつけて、家庭の飲料水以外を全部まかなえるようにしている方もいるようです。ちょっと懲りすぎな気がします。地震で家が傾いたときに井戸が外れなければいいですが。防災はシンプルが一番。

しかし

井戸水クーラーの場合、室内器が熱を交換する速度と、水が周囲の熱をもらって生暖かくなる速度のバランスが問題になるかもしれません。要は、水を冷たく保つにはくみ上げ続けなければならないということです。そうするとくみ上げた水の大部分は室内器を通らずに捨てられるかも。それはいくら地下水といえどももったいないですね、