空き領域をFF化すればFlashドライブは高速化する

先日、8GBのUSB Flash メモリの空き領域をチェックしたところ、0.6%だけがFFで、残りは「綺麗ではない」状態でした*1。このメモリにはUbuntu Linuxをインストールしており、時々会社のPCで起動して自分の趣味のプログラムの開発を出張中に行ったりしています*2
この環境、Firefoxでサイトを読みあるいていると、頻繁に画面がグレーになり、無反応状態が数秒程度続き、イライラしていました。いわゆる「プチフリーズ」だろうと見込んだのが、先日のツールを作った動機です。Flashメモリは内容がall FFでないセクタへの書き込みにさきだって、複数セクタを一括消去する必要があり、これが大きなオーバーヘッドになります。FFセクタ0.6%というのは、書き込みにべらぼうな時間がかかっていることでしょう。そこで、空き領域をFFで埋め立てるプログラムを週末に作り、Flashを綺麗にしておきました。ファイル領域には手を出しませんのでこれまでのデータをそのまま使えます。
さて、昼休みにこのUSB Flashメモリでブートしてみましたが、スイスイ動きます。ごくわずか引っかかることがありますが、大部分において快適性が向上しています。
ということで、USB Flashメモリの埋め立てはおすすめです。自分のフラッシュが遅くなったと思う方は試しにどうぞ。

*1:空き領域は前回書いた情報は間違いで30%

*2:会社のPCのドライブは暗号化されており、Linuxからはマウントできない

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