日経サイエンス2月号

今月号はインフルエンザ・ウィルス特集が放つ光が不気味でした。さらっと1918年のスペイン風邪ウィルスのRNAを基にした新型ウィルスを合成したと書いてあります。普通の社会に生きている身としては背筋が冷たくなります。確かにこれによって1918年ウィルスに対する抗体を作るワクチンを製造可能になりますし、タミフルのようなクスリが1918年ウィルスに有効であるとわかったわけです。
クローニングは可能なわけですし、RNA/DNAの解析・操作・合成に関してはそうとう進んでいるわけですから、ウィルスの合成くらいはできるだろうとは思っていました。が、1918年ウィルスの恐るべき殺傷力や、少しずつ明らかになるその発生の秘密といった記事の中で読むと、やはり不気味に感じてしまいます。
んー、なんか結論のない文章。

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