昼休み

1、2年前の話ですがVISAカードを一つ整理しました。郵貯機能付きの物です。整理したのはVISAのほうで、郵便の口座そのものは残しています。
ところが、先日そのカードが郵貯カードとしても使えないことを発見。窓口で聞くとどうやら同時に郵貯カードの機能も消えたようです。釈然としませんがそうなっていますといわれたんじゃ、文句を言っても仕方ありません。郵貯カードだけ再発行してくれるとの事なので用紙をもらって来ました。
さて、本日用紙をもってカウンターに直行。出したところ私の顔をみて一言。
「カードをいただけますか?」
「え?」
「カードが必要なんです」
「いや、そうじゃなくて、再発行してください。あのカードは使えないんだから」
「再発行にカードが必要なんです」
「え、捨てましたよ。まったく機能しないんですから」
当たり前です。郵貯カードとしての機能を郵便局によって殺された郵貯カードを持っていて何になりましょう。コレクターじゃあるまいし。
「そうですか、ちょっとお待ちください」
と、引っ込んでなにやら相談。しばーらく待たされた*1後、戻ってきて一言。
「亡失(?)届けを書いていただければ再発行できますので」
「ちょっと待ってください。あのカードは郵便局が機能を殺したんですよ。どうして郵便局が使えなくしたカードを私が亡失したことになるんですか。」
「申し訳ありません*2、原簿でカードを取り消しにするために必要なんです」
上司らしき方まで出てきて次第に騒ぎが大きくなります。
「原簿も何も、郵便局が機能を停止させたカードですよ。原簿で取り消されたから使えないんじゃないんですか?」
頭に値が血が上るほどじゃありませんが、まったく釈然としません。同時に頼んだ引き出しもお金が出てきませんし。お金だけ先にくれるように頼むと、どうやら上司らしき人物との間で話がかすかにずれていたらしく再度電話で問い合わせ中。
ずーいぶん待ってようやくお金が出てきました。これでようやく車検の代金を払えます。私のほうはこれ以上待つのも嫌なので
「じゃぁ、カードのほうはお願いできますか」
と切り出すと、
「え、あのう。じゃあできるかどうか電話でお知らせするということでよろしいですか?」
うーん。この雰囲気だと、どうしても私に亡失届けを書かせる方向に持っていかれそうです。しかし、私には納得のいかない書類書いてまで郵便貯金にこだわる理由は爪の先ほども無いんです。
「いえ、でしたら結構です。カードはいりません。」
「カードは廃止ということで?」
「ええ、そうです。カードはいりません。」
「ではすみませんが廃止届けを書いていただかないといけませんので」
あ、振り出しに戻った。
「廃止届けが必要なんですか?」
郵便局が停止したカードの廃止届けを私が書くのですか。嫌です。
「ええ、申し訳ありません」
窓口の方はすまなそうな表情。でも私もうんざりです。
「いや、それでしたら全部撤回しますからその紙返してください」
と、先に出した再発行申し込みの紙を取り戻して帰ってきました。
多分、真の問題というか原因は違うところにあるんでしょうね。きっと罪の無い勘違いか何かでしょう。でもそれが何なのか関心も無いです。

*1:本局に電話で聞きたいがつながらない風だった

*2:応対は丁寧

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