収納実験

GIVIのトップケースとパニアケースが揃い、SV650にもフィッティングを装着したのでフルケースで走ることができるようになりました。ということで、収納実験です。

用意したのは以下のキャンプ用具です

  1. テント:1-2人用3シーズンテント。前室あり
  2. テント用下敷き(銀のシート)
  3. クッション
  4. シュラフカバー
  5. シュラフ
  6. コンロ
  7. ホワイトガソリン・ボトル
  8. 三脚椅子
  9. クッカー

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ここにキャンプ道具があるじゃろ

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こうじゃ!

いやー、入るものです。テントは入らなくても仕方ないと思っていたのですが。1から4が写真右、5から9が左に入っています。左のケースはまだ余裕がありますので小物がはいります。

トップケースにはこの他に雨具と寒い時のための防寒具を入れます、余裕で隙間がありますので、贅沢品を入れることができそうです。

  • ターフ
  • テーブル
  • 焚き火台
  • リラックスチェア

うむ。ゆるキャンの影響がもろに出ていますね。私のキャンプ道具はどれも25年以上使っています。というか、あまり使っていませんでしたね。使っていた頃はキャップに行ったら寝る。起きたら走る、というストイックなサイクルでした。

再開するにあたっては、少しは余裕のある遊びにしたいところです。寒くない時期なら1眼レフと三脚も持ち運べるかもしれません。

来週あたりに荷物を積み込んで日帰りで試走の予定です。10月は海外出張があるため、今シーズンは月末頃にリハビリキャンプをやって終わりになりそうです。

 

DELL Inspiron 580s Ryzen化のまとめ

何回かに分けて書いたInspiron 580s のRyzen化についてまとめておきます。

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ケースに収める前に記念写真

DELL Inspiron 580sについて

このコンピュータは9年前に購入したものです。  CPUは第一世代Core i3 530です。最初は買い替えようと思っていましたが、基板がMicro ATXであることに気がついてアップグレードに切り替えました。

アップグレードにこだわったのは筐体が気に入っていたからです。フロントパネルは安っぽいですが、内部は堅牢で金属加工のエッジ処理も丁寧なコンピュータです。

購入部品

購入したのは以下の部品です

  • CPU : Ryzen 5 3600
  • MB : Asrock B450M Steel Legend
  • 主記憶 : 32GB
  • SSD : SATA 2TB
  • TPM : ASROCK TPM2-S

馬車馬として使う予定ですのでクロックアップは初めから予定していません。最近は公式に「オートチューン」が提供されているようですが、無視しています。

CPUは今年発売されたZEN2シリーズのローエンドですが、目的が組み込み開発とAdobe Lightroomなのでこれで十分です。なお、現時点では主記憶とSSDにここまで張り込む必要は無いのですが、しばらくアップグレードのことを気にしたくないのでこの構成にしました。

TPMSSD廃棄時の保険です。ここまでやる必要があるかどうかは別として、私は可能なときにはいつもディスクを暗号化しています。

作業時に躓いた点など

相性問題のようなことはおきませんでしたが、以下のような点で手こずりました。

  • m.2 SATA ストレージの取り付け位置
  • SATAコネクタの向き
  • キーボードの認識が不安定
  • ブートが遅い
  • Windows 10でオンボードLANの接続が切れる

いずれもマザーボードの問題です。

m.2 SATA ストレージの取り付け位置

m.2ストレージのソケットは、2箇所あります。このうち、CPUに近い方(m2_1)はPCIeおよびSATAに対応しており、テスト済みストレージリストにSATA SSDも掲載されています。ところが、m2_1に挿したところ今回購入したSATA SSDを認識しません。

この件でネットを検索したところ、同様な問題がこのマザーボード以外でもASROCK製品に起きています。結局「ASROCKの公式マニュアルの不備」と結論づけました。

SSDはCPUから遠い(m2_2)スロットに装着しています。

SATAコネクタの向き

さて、m2_2スロットはマザーボードのSATA3 ポートと、CPUのSATA端子を共用しています。つまり、SATA3ポートは使えなくなりました。ここで新たな問題がおきます。B450M Steel LegendはSATAポートが基板の横方向に出ています。これはケースに余裕があれば問題にはなりませんが、私の場合はシャシと干渉してしまうのです。

私のシャシとB450Mの組み合わせでは、使えるのはSATA3, 4ポートのみとなります。そしてSATA3は上に書いたように使えません。ところが、データストレージのHDDとBD用にどうしても2ポート必要です。

結局、部品箱の中にL字型端子のSATAケーブルがあったのでなんとか難を逃れました。写真を見ていただければ想像できると思いますが、一度基板をシャシから外してケーブルを刺し、再度シャシに組み付けています。

 

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SATA端子が横に出ているので苦労した

キーボードの認識が不安定

コールドブートするとキーボードを認識しません。この問題は再現性が不安定です。POSTメッセージ表示中に抜き差しすれば認識することもあります。また、OS起動後なら間違いなく認識します。

症状からいってBIOSの問題です。

BIOSを2019年8月版にアップデートして解決したように思えますが、ひょっとしてこれは錯覚かもしれません。もうちょっと様子を見ます。

ブートが遅い

 OS起動の前、POSTが終わるまでの時間が長すぎます。ネットでもこの問題は話し合われています。概ね「10秒以下なら問題ない」という論調でIntelプラットフォームならこの程度のようです。が、私の構成は30秒くらいかかっていました。BIOS設定でCSMをオフにすると5秒位短縮します。

Ryzenはだいたいこんな感じらしく、コミュニティは「AMDがきちんとしたBIOSをリリースするのを待つしか無い」と、半ばあきらめムードです。

www.reddit.com

LANが切れる

ブログを公開した後に気が付いたのですが、Windows 10で使用しているとLANが勝手に切断され、勝手に再接続されます。これまではほとんどLinuxしか使わなかったこと、切断で不具合が生じるアプリを使ってなかったことから気づくのが遅れました。

結局、LANチップであるRTL8111H用の最新ドライバをリアルテックからダウンロードしてインストールすることで解決しました。

まとめ

多少つまづきましたが、組み上がってみれば非常に快適に動作しています。このマシンとも長い付き合いになるといいな、と思っています。

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初代 Core i3 530が入っていたInspiron 580s を Ryzen 5 3600機に改造完了

 

AMD Ryzen シリーズのブートが遅い件

Ryzen 5 3600のUEFIファームウェア動作時間が長く、ブート時にイライラすることがあります。これをやや短縮しましたが、まだ正常と呼ぶには程遠い状況です。

先日、PCをRyzen 5 3600 ベースにアップグレードして大幅な性能向上を果たしたわけですが、腑に落ちないことが二つありました。

  • キーボードを認識しないことがある
  • OSブートに入る前の時間が長すぎる

キーボードの件はASROCK B450M STEEL LEGEND のファームウェアをアップデートしてから再現しないので、アップデートで解決したようです(v2.1 → v2.6)。

さて、ブートに入るまでの時間です。この時間はタスクマネージャのスタートアップタブから、「直前のBIOS所要時間」として取得することができます。

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直前のBIOS所要時間

この時間は10秒以下なら問題なく、2,30秒かかるようなら何か問題があると考えられるそうです。が、私のPCは40秒を超えていました。調べたところ、やはりAMDのユーザーコミュニティで問題視されていました。

www.reddit.com

投稿者の「42秒かかる」という声を筆頭に20秒台が続出。たまに

「みんな遅いね。私は11秒」

なんて声があるかと思うと、Intelユーザーです。

当該スレッドの結論は以下のようなものです。

  • CSMをオフにするとやや短縮できる
  • ブートデバイスの順番は関係ない模様
  • USBデバイスの問題でもなさそう
  • リセット後ディスプレイの電源が点滅するので、ビデオ・デバイスがらみではないか
  • おそらくAMDBIOSベンダーの不手際で、根本解決は今後のアップデート待ち

私の場合はCSMをオフにして25秒まで短縮しました。もう15秒ほど削りたいです。それにしても、動作周波数3GHzのプロセッサで25秒も何をしているんでしょうね。

MATLABをUbuntuのLauncherから呼び出す

LauncherからMATLABを起動する方法を記しておきます。

Ubuntu 16.04 の画面横にあるLauncherには、任意のアプリケーションを登録して呼び出すことができます。ところが、なぜかMATLABはこれができません。調べたところ、この問題はMathworksの掲示板でも話題になっており、解決策が記されていました。

解決するには以下の内容のテキストファイルを作って名前を matlab.desktop とし、 ~/.local/share/applications の中にコピーします。

#!/usr/bin/env xdg-open
[Desktop Entry]
Version=R2019a
Type=Application
Terminal=false
Exec=/usr/local/MATLAB/R2019a/bin/matlab -desktop
Name=MATLAB
Comment=R2019a
Icon=/usr/local/MATLAB/R2019a/bin/glnxa64/cef_resources/matlab_icon.png

これでUbuntuのDashにMATLABを登録できましたので[WINキー]matlabとタイプするとダッシュ画面でアイコンを表示できます。アイコンを右クリックして「お気に入りに登録」を実行するとLauncherにアイコンが追加されます。

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Launcherに追加されたMATLABアイコン

DELL Inspiron 580s アップグレード

かねてからの計画通り、Dell Inspiron 580sのマザーボードを交換し、CPUをRyzen 5 3600にアップグレードしました。

この先しばらくPCに手を加えなくて済むよう、メモリとストレージをやや暴力的な構成にしています。

  • CPU : Ryzen 5 3600 ( 6 Core 12 Thread )
  • Mother board : ASROCK B450M Steel Legend
  • Memory : DDR4 2666 32GB
  • Storage : m.2 SATA 2TB

2TBもあれば、一生不自由しないでしょう*1。まぁ、一生かどうかは別としてしばらくは増強を考えずに済みそうです。

肝心の性能ですが、体感レベルで大変快適です。そりゃそうですよね。何しろ9年前からのジャンプですから。あまり意味があるとも思えませんが、Cinebench R20の性能を計測しましたので、アップグレード前との比較をグラフ化しました。

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Cinebench R20比較(笑)

いやぁ。シングルスレッドで以前のマルチスレッド性能を上回ってますわ。

まだソフトウェアの設定が全部済んでいませんが、写真の現像が快適になることが期待できます。

*1:1989年に100MBのHDDを輸入した時も同じことを考えた。その後何度同じことを考えたことか

SHOEIのGT-Air IIを購入

ヘルメットを買い替えました。

ちょっと前からヘルメット装着型のBTヘッドセットを使っていましたが、便利な一方で側頭部の圧迫感があり、眼鏡の部分が痛くなるなど気になっていました。また、唇にマイクのスポンジが当たっていたのも気になりました。そこで(パッドを交換すれば改善するかな)と考えたのが発端です。そろそろ買い替え時期ですし。で、製造年月日を確認して呆然。09年10月ぅ??

いや、我が事ながら恥ずべき怠慢ですよ。ヘルメットは3年から5年で買い替えと言われています。いくら私が思い出したようにしか乗らなかったといっても10年はひどい。で、買い換えることにしました。調べてびっくり、今のヘルメットは随分違います。

結局、購入したのはこれ。

GT-Air II は今年発表のモデルで、特徴としては

  • 防眩バイザー内蔵
  • BTヘッドセット内蔵可能

すげぇ。まるで特撮映画に出てくるヘルメットです。怪獣と戦う羽目になってもこれなら大丈夫です。

内蔵BTヘッドセットはお高いので躊躇しましたが、結局購入しています。はじめからスピーカーとマイクを埋め込むくぼみが設けられているため、ヘッドセットは装着感がありません。すごい。音質は上々です。走りながらでもちゃんと聞こえます。部屋の中で音楽を聞いてみましたが、単車用であることが信じられないくらい良いです*1

何より、BTヘッドセットを使っている方なら解ると思いますが、ボディや配線が内蔵なため、雨による故障の心配がありません。

心配なのは、ヘッドセットの販売元が「SHOEI専用モデル」であることを強調していることです。ヘッドセットのリチウム電池は消耗品ですし、充電用USBコネクタはマイクロBなので数年でケーブルを探すのが困難になるかもしれません。その際に、「SHOEI専用モデルは売れなかったから」と、廃番にされたのではたまったものではないです。

ここ20年くらいの世界の流れを見れば、電子製品が「専用設計」であることはユーザーにとってはデメリットであり、早晩島流し同然の状態に置かれかねないことを意味しています。

SHOEIがその点に気を回して、設計情報を業界標準として提案するのが理想的な展開なのですが、どうなりますか。

 

*1:安物スピーカーも耳元に置くといい音に聞こえる。同じ原理かも。

富士山ツーリング

休みをとって金曜日に単車で富士山まで行ってきました。

本当は一周してやるくらいのつもりでいたのですが、ご存知の通り週末は台風が接近したため天候の悪化が予想され、あっけなく半日ツーリングとなりました。

コースは概ね、昔走ったことのある道です。裾野で東名高速を降りて県道72号を時計回りに走り、コーヒーを飲んで一服したあと富士山スカイラインを東に走り、水が塚で右折して裾野インターから東名高速に乗る経路です。

県道72号はSRXに乗っていた頃によく走ったことを思い出します。当時は止まっては地図を見て確認しながら走りましたが、今回はスマホの地図アプリに案内させながらのツーリングでした。随分変わったものです。

景色は変わったものもあれば変わらないものもありました。十里樹高原の展望台周辺はあまり変わっていませんでした。水ヶ塚の駐車場は、いまやホームセンターの駐車場と区別がつかないほど混んでいます。そういえば登山シーズンですね。シーズンオフなら昔のような静かな場所でしょうか。また来てみましょう。

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十里樹にて

スカイラインを降りた十里樹のあたりは昔と変わらない風景でした。

今回は途中みぞれに降られましたが、また天気の良い日にいってみたい気分です。それにしても、ジャケットも30年ものです。そろそろ買い換えねば。出費が続くのは織り込み済みですが、家族が呆れたような顔で笑っています。

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