夏時間の新しいデメリットを考える

ugemさんの「十年一日」に脊椎レベルで反応して、新しいデメリットを考えてみました。

いつも思うのですが、推進論者の皆さんも反対論者の皆さんも言ってることは十年一日で新鮮味がないですね。たまには新しい説を出して欲しいものです

朝どれ食材に影響がでる
たとえば函館のイカは朝水揚げして、そのまま空港に持っていって東京に空輸しているものがあるそうです。夏時間で飛行機の出発時刻が早まっても、漁のタイミングが変わらないならイカの出荷量に悪影響が出る可能性があります*1。自然は夏時間の影響を受けませんから、噛みあわせが変わります。悪影響が出たところからは訴訟が起きるかも。
中学生、高校生が死ぬ
夏時間の結果、西日本では夏休みの午後の炎天下時間が長くなります。部活で死ぬ生徒が増えるでしょう。遺族からは訴訟が起きるかも。
族がいっそううるさくなる
薄明が長引く西日本では族がいっそううるさく活動するでしょう。サラリーマンより人生謳歌してるもんなぁ。

ボストンに半年間いたため、夏時間がどんなものか体験することができました。とっても快適ですよ。高緯度ならね!夕方が明るいので会社が終わってから汗を流すこともできますし、明るい中でおしゃれして食事もできます。人生を楽しめる社会なら、素敵なことです。
一方、出張に行ったアイルランド某都市では、どの店も夕方になったら閉まっていました。開いているのはレストランくらい。みんな家に帰って団欒を楽しんでいるそうです。涼しいし、庭も広いし、家でも誰もいらいらしないでしょう。
日本が正すべき大間違いは、夏時間じゃ無いと思います。皆そう思っているから福田叩きが盛んなんじゃない?

*1:好影響かもしれませんがね

/* -----codeの行番号----- */