水金地火木

誰も予想しなかった、IAU総会からのBlog中継が、実は昨晩ひっそりとなされてました。v4641sgrさんかっこいい〜。プラハの空港でも「広島の天文学者じゃけぇ」とか言い放ってキメテください。
ところで惑星がひとつ減ります

これで惑星は水金地火木土天海の8つ。さらに dwarf planet という新しいカテゴリーができた。dwarf planetに何が入って何が入らないのか(シャロンがどうなるのか聞きもらした)は本当の専門家がインタビューされてそのうちどこかに載るだろう。「丸く」ないといけないんだから、やたらめったら数は増えないはず。

水金地火木土天海冥」が変わって塾の先生が教えるべきかどうか戸惑っているという、どうでもいい話が流れていました。本当にどうでもいい話です。私の中では暗記という勉強法は限りなく地位が低いのです。冥土より下で、メイドより少し上くらい*1。今回のIAUの決定は、「太陽系のような近傍宇宙でも、科学の発展とともに知識が増え、理解のための新しい枠組みが必要になっている」ことをこれ以上ないほどくっきりとあらわしています。
まだまだ科学は進歩し、その先には宇宙という広大な未知が広がっています。わくわくする話ではありませんか。そのことを象徴する出来事がおきたのだから、そういって子供に教えてあげればいいのです。
そういうわけで、まだまだこの先も惑星が増えるかもしれないと思ってます。非常な遠くに天王星の1/2程度の大きさの氷惑星が見つかるかもしれません。すばる望遠鏡にはぜひがんばって、そんな太陽系惑星の新しい仲間を二つ探してほしいものです。その際には日本の意向を通した名前の星にして

水金地火木土天海祐希

を実現しましょう。

*1:秋葉原産。本物は見たことない

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