社会が教える問題ではない

休暇シーズンの特有の現象でしょうか、生意気な小僧とか、チンピラみたいなボクサーといった話題が多かった気がします。それぞれの問題の是非は別にして、一般論としてチンピラ同然の「社会人」や、心の底まで敬意という概念がない「社会人」がたくさん背広を着て歩いているのは事実です。
結局それは日本人の民度の低下の一断面なわけで、閑静な住宅街でも夜遅くまで騒いでいる家が何軒もあるのを見れば、遠からず一億総3級市民*1になるのは見えています。
じゃぁ、それを社会の問題として捉えて是正すべきだ、といわれると、私はもうNOかな。だいぶ疲れましたよ、近所のガキ共怒ったり、会社のガキしかったりするのも。適当に愛想笑い投げておくから勝手にチンピラ道を進んでくれって気分です。
生意気、チンピラ、少年犯罪、馬鹿といったすべてに共通するキーワードは「畏敬の念の欠如」です。そうでしょう、社会、他人、大人、目上、文化、国家への畏敬の念を持っていればその手の人間には育ちませんし、持っているかどうかは一目でわかります*2
こういったことは親が教えることであって社会が教えることではありません。6歳までに基本を叩き込んで12歳まで時間をかければ十分仕上がります。
社会の仕事は不適格者を正しく処分*3して、正しく生活している市民を守ることです。
まとまりがありませんが、わたしとしてはもう残り時間のほうが少ない人生を楽しむことに集中したいので、あまり迷惑なガキは多少強引でも取り締まってほしいと考える次第。横浜の中田市長の
「ガキが夜中に保護者なしで歩いたら、保護者に罰則」
なんて条例案は実にナイスです*4。なんにせよ地域で子供を見守ってくださいなんていっている親御さんたちは、子育てにも注意してほしいですね。子供に害をなす大人より、社会に害をなす大人になる子供のほうがはるかに多いのですから。

*1:収入のことではなく、品格が0と言うこと

*2:しかられて笑う奴とか

*3:もちろん、これは私がそう思っているだけです。現憲法化の法体系では不適格者は再教育されるべきとなっています。そのはず。

*4:どっかいっちゃったけど

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