迷信とトンデモの境界

コメント欄でなかをさんがお母上の話が紹介されています。

昔,日本でも衛生状態の悪かった時代には,哺乳後の赤ちゃんの唇に母乳が残っていると,それをネズミが齧りに来たと言う話を,私の母親世代はよく聞いたそうですが,本当でしょうか?

仮に迷信だとしても、胡散臭さが無いのは「赤ちゃんを不衛生なまま放っていてはいけない」という戒めを心温まるものとして受け止めるためかもしれません。

  • ちんこが腫れるのでミミズに小便をかけてはいけない。
  • 親の死に目に会えないので夜に爪を切ってはいけない。
  • おねしょをするので火遊びをしてはいけない。
  • 水にも言葉がわかるので汚い言葉を使ってはいけない。

上の三つを道徳の時間で教えろといえば、大抵の先生は笑うか怒るでしょう。最後のひとつにころりとだまされている先生がたくさんいらっしゃるというのは、なぜなのでしょうか。
逆に、最初の三つはなんとも思わないのに*1、科学として扱わないにしても私が最後のひとつに抵抗を感じるのはなぜなのでしょうか。あざとい商売の匂いを感じるからでしょうか。
キリスト教徒が宗教として創世説を信じていても一向に気にならないです。

*1:むしろ子供が居たら積極的に言ってて聞かせると思う

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