高島屋で大九州展*1開催中です。
「八女茶とカステラを買おう」と出かけたのですが、朝早いせいか思いのほか人が少なかったためぶらぶらと歩くことができました。
いいにおいに辺りを見回すとさつま揚げが。一口試食するとなんともいえない旨みが口に広がります。こういう場合、お互い顔を見合わせた時点で我が家の負けです。さつま揚げ購入。
さらに歩いていくと、おお、焼酎の試飲が。
「どうぞ(^^)」
「え、ああ、いやいや(^^)」
「そうおっしゃらずに、薄めてますから呑みやすいですよ」
（薄めているのか…）
落胆を顔に出さずに呑んでいると感じのいい店の人が更に話しかけます。
「焼酎は普段お呑みになりますか？」
「私は九州の出なので、店にあれば焼酎を呑んでますよ」
「おやそうでしたか、どちらで」
「小倉です」
おじさん、「得たり」といった表情で今度はパックから注ごうとします。
「いや、もう」
「そうおっしゃらずに、こちらは原酒です。のどを痛める女性がいらっしゃるので薄めた焼酎をだしてるんです」
と、にこにこ。
うーん。この芋焼酎の香り。ちょっとうっとりとした時点で私の負けです。一本購入。店の方はあたりのやわらかい、（俺もこんな感じのおじさんになりたかったぜ）と思わせる男性でした。
さらにあちこちを見聞。途中、やたら熱心に豆を勧めるおばさんに遭遇しました。4種類試食して何とか離脱。会場を離れて地下街で昼飯を食べながら今日は試食に負けたと反省会です。焼酎なんか買う予定なかったし。
「あはは、あの豆はおいしかったね」
「おいしかったね」
「会社の連中に食わせようかな」
「じゃ、後で買いに戻ろう」
結局買い物のあと会場に行って豆を一袋購入。そして本当の帰り際にゴボ天を試食。
「うっ」
「んっ」
はい、我が家の負け（笑）。ゴボ天とハモ天を購入しましたとさ。
*1:言うまでもないことですが「大九州」展であって大「九州展」ではありません。誤解なきよう。
