風さえ吹けば

暑い一日でしたが、風が吹きつづけたおかげで日没とともにかなり涼しくなりました。結局のところ、夜の暑さは駈体*1が持つ熱に大きく左右されます。風が強ければ日中の直射日光による熱もその場でかなりが持ち去られます。
東京の夜の気温が下がらないのは夜間のエアコンの廃熱がうんぬんとテレビで言っていましたが、いいかげんに大都市を解体すべきだとなぜみんな気付かないのでしょうか。大都市に人間を詰め込むために、住宅金融公庫は100平方メートルの土地があれば貸し付けます。そのため、不動産屋はどんな土地も100平方メートルに切り刻んでぎゅうぎゅう詰の家を作ります。そのほうが手数料で儲かるからです。
400平方メートルあれば、駈体のほかに木を植えることができます。それだけで住宅地は劇的にすごしやすくなり、ばかすかエアコンを買う必要もなくなります。
まぁ、いいや。子供を作らなかったので、正直言って日本の将来への関心はさほどないんです。人生の残りの30年ほど、ちょいと不快な毎日を我慢すればそれで終る話です。

*1:家の建物自身のこと

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