Brenton point再び

和凧はとうとう材料を入手できなかったためあきらめましたが、先週Cape CoddのBirdwatcher's General Storeで買い求めた$3ちょいのGayla社の凧をもってBrenton Pointに再度向かいました。
朝早く行ったのでまだ人は少なかったですが、それでも大型のカラフルな凧がたくさん飛んでいます。
「邪魔しちゃいけないから横で飛ばそう」
という嫁さんの提案を受けて端っこで離陸。
「すげぇ」
二人とも笑いがとまらないほどよく飛びます。安定した強さの風のおかげで凧はするすると上昇し、あっという間に150ft(45m)の糸を使い切ってしまいました。真っ青な空の中に模様がわからないほど小さく凧が浮かんでいます。
(空に碇を下ろしたみたいだ)
と思いました。後で嫁さんにその話をしたら、思いっきり変な顔をされました。へいへいそうですよ、私は詩人面じゃありませんよ。
やがて海風が強くなり風向きが変ったところで$3の凧の命運はつきました。あまりに高く揚がりすぎたために低空の凧と違うかぜを受けはじめた凧は、一つだけゆっくりと方向を変え始めます。
(まずい)
と思ってあわてて糸を手繰りますが間に合いません。やがて他の凧の旋回する尻尾*1に糸が絡み付いてしまいました。どちらの凧にも幸いダメージはありませんでしたが、私のほうは急いで糸を手繰り寄せたため盛大にもつれてしまいました。再起不能です。
ともあれたった$3の我が家の凧はその日の午前中、Brenton Pointのどの凧よりも高く揚がっていたことをここに記しておきます。

*1:こっちの"Kite"はいろいろギミックがあっておもしろいです

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