YES! PROJECT

  • 選挙に行こう
  • 改革を進めよう
  • もっと発言しよう

を理念とする結社*1です。こういう運動が立ち上がり、日の目を浴びるようになったのはネットのパワーという考え方もできそうです。私としては悪意をもって「既存のメディアの枠から市民が自由になった」と見ています。
ともあれ、

今まで、日本の政治は、支持基盤と癒着した守旧派を中心とした「抵抗勢力」により、遅々として進まず、閉塞感が漂っていた。しかし、今やっと、日本の政治が動き始めるような気配がある。

と、はっきり彼らは言い切っています。公金を選挙区にばらまくだけの悪人が「先生」と呼ばれてふんぞり返っていることが、なぜか選挙になると問題にならなくなります。なぜか改革派が悪人で、守旧派が弱きを助ける善人のような声すら聞こえます。
一都市労働者として、地方へのばら撒きと癒着した腐敗が一掃される動きは大歓迎です。

*1:結社というと悪いイメージがあるのは「秘密結社」という言葉があるからでしょうか。

研究者による解説書

普段、「日本の研究者は国民に対する説明がたりねぇぞ」とぶつぶつ言っているわけですが、もちろんまったく無いわけではなく、たまによい解説にぶつかります。

スズメバチの科学

スズメバチの科学

この本、表紙が変わってます。ハチの本なのに猛禽とおぼしき鳥の家族の写真。よく見ると親が咥えてまさに雛に与えようとしているのはハチの巣です。えっ?!スズメバチの巣!!!!???
この本は、一般に「怖いハチ」としか思われていないスズメバチについて、実に丁寧にその全貌を解き明かしています。前半1/3は太っ腹なことにフルカラーの写真集になっており、一つ一つのお題ごとに見開き2ページでカラー写真を交えながら説明してくれます。
ここに紹介されているのは、それこそ息を呑むような美しい光景から、驚嘆すべき話までさまざまです。紹介したいのですがネタバレなのが悩ましいところ。ハチの種類やその一生、巣作り、子育て、戦闘、繁殖、駆除(!)と、スズメバチのすべてが凝縮されているじつにわかりやすい本でした。
幼虫が苦手でなければお奨めです(^^;

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