Inspiron 580s で Ubuntu 10.04

Ubuntu 10.04もリリースされたことですし、CDに焼いてブートしてみました。
あっさりうまくいくと思いきやDELL Inspiron 580sでブートしようとすると、ブート中に沈黙してしまいます。最初はフリーズかと思ったのですが、どうやらCDが途中で標準速になってしまっているようです。そりゃ時間がかかるはずです。そういえば、580sを買ってSSDに換装作業しているとき、同じ目に遭った記憶がうっすらとあります。8.04だか9.04の古いUbuntuuなら大丈夫だった気がします。CDドライバが新しくなって不具合があるのでしょうか。
そこで試しにUSBメモリからUbuntuを実行してみることにしました。USBメモリから実行するには二つ方法があって、

  1. USBメモリにインストールする
  2. USBメモリからCDと同じようにLiveブートできるようにする

です。
1.は以前から使っている方法です。この方法は完全なLinux環境をUSB上に構築できるので、ソフトウェア開発環境だろうがサーバーだろうがUSBメモリに格納して持ち運びできます。
今回は2.を試してみました。この方法も以前試したことはあるのですがえらく苦労した覚えがあります。ところが、10.04ではAdministrationメニューにStartup Disc Creatorがあり、これを使うとあっさりとUSBをスタートアップ・ディスクにすることができました。
10.04の起動はいつものようにVMwareを使ってCDのISOイメージから行っています。こうすると、間違って操作しても580sのHDDやSSDを壊す心配がないので安心です。作業は実に簡単で、Ubuntu 10.04をVMware上でCD Imageから立ち上げ、USBメモリVMwareに認識させ、Startup Disc Creatorでちょっちょっと作業しておしまいでした。
VMwareを終了し、580sを再起動してUSB Discから起動するとあっという間にUbuntuが立ち上がります。このUbuntuはCDに納められているものそのものですので、その気になればこの状態から580sにUbuntuをインストールできます。
このようなCDやUSBメモリを一つ手元に持っておくと、ちょっとしたディスクのメンテに役立ちます。ゴールデンウィーク中は廃棄するPCのHDDをクリアしましたが、UbuntuをCDブートしてゼロフィルして終わりでした。便利です。

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