ET2009

ET2009を回った後、恒例の呑み会を行いました。以下に簡単なレポを。

会場で目立ったもの

会場は年々半導体企業の元気がなくなりつつある点を基本として踏まえ、中小規模は出展者が変わりつつあるように思えました。事前に【イベントレポート】【ET2009 会場レポート】その1 大増殖のAndroid - PC Watch「 組み込み機器向けandroidに関してのつぶやき」に身も蓋も無いRe:をしてみる. - 後悔^H^H公開日記:別館を読んでいたのでニヤニヤしながら会場を回りました。
会場で一番目をひいていたのはこれかな。

プラムシステムMIDIドラムです。センターステージでもセミナーをやっていましたが、実演つきなので人がかぶりつきで見ていました。ハイハットやドラムの後ろに圧電素子があり、PSoCで読み取ってMIDIに変換しています。ソフトウェア開発のために圧電素子の出力の変化を見るツールなどを開発したとおっしゃっていました。同行したMayaさんは自分でもギターを弾く方なので、真横に座り込んでかぶりつきで見てました。
もうひとつ。XMOSのブースも興味深かったです。イギリスから技術者が来て説明をしていたのであれこれ突っ込んで聞けました。先方も「話が分かるやつが来た」みたいな顔で楽しそうに説明してくれました。さらに嫌がる日本人担当者から無理やり開発ツールを奪取(w。開発環境およびIPはWEBからフリーで落とせるとのこと。
XMOSは、1コアが8スレッド固定の並列プログラムを動かす珍しいアーキテクチャです。それぞれのスレッドはアルゴリズムの処理だけではなく、ペリフェラルのエミュレーションも行います。つまり、UART、SPI、I2C、I2Sといったペリフェラルは存在せず、それらのペリフェラルとして動作するスレッドが存在するだけです。
スレッドは通信チャンネルを通して互いに通信しますが、コア間にも物理チャンネルが用意されており、コアを跨いだスレッド間通信が可能です。会場では32スレッド、1600MIPSのデバイスで高速なマンデルブロ集合の描画をやっていました。1Wちょいだそうです。

呑み会

ETとESECにかこつけて、毎年飲み会をやっています。自作、マイコン、電子楽器、信号処理あたりがキーワードです。
今回はうじおさんがBlackfinボード上に実装したデモを持ち込んでテルミンを見せてくださいました。コントローラーは加速度センサです。同じUIのイコライザもデモができたのですが、音量が小さくて聞こえませんでした。
ほどなくして現れたいしかわさんがDSO Nanoを披露*1。すっかり出来上がっているテーブルでは、私が「テルミンの波形を見よう!」といい終わるか言い終わらないかの内にケーブルが用意されていきました。
こんな感じ。

おもしれぇ。
うじおさんはもうひとつデモを持ち込んでいました。TOPPERS/JSP for iPhoneです。Sample1というコンソールアプリのデモでしたが、rot_rdqやact_tskといった機能をUI上のボタンに割り当て、シリアル出力をMac上のターミナルソフトで見るというデモです。


狂ってる(w。サイコーでした。
普段交流のほとんどない分野の方といろいろあーでもねぇ、こーでもねぇと情報交換、意見交換ができた楽しい晩でした。

*1:この方の鞄には考えられない量のガジェットが詰まっています