観てきました。以下、かなり手厳しいことを書きます。
どんな映画だったかを短くまとめると
「『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』と同じ意味での老人向けコンテンツ」
でした。シン・エイリアンでした。全編これ、「そうそう、エイリアン映画はこんな感じ」という一歩引いた視線で見てしまう映画です。監督がSF映画好きってのはわかりました。『2001年宇宙の旅』のオマージュが2か所ほどありましたし。
それから、結構目立つところで80年代SF映画並みのお粗末な特撮が使われていたり、過酷な環境でずっと労働しているのにみんな肌艶良かったり、天文学の描写があまりにもひどかったりと、高予算B級映画って感じでした。
それにしても10年近く前に書いた別のエイリアン映画の批評がそのまま今回に当てはまることには苦笑いです。
wakimiunten.hatenablog.com
逆にこのプロットを元に任意のエイリアン映画を生成できそうな気がします。
まさに生成された任意のエイリアン映画のひとつです。