ニッカウィスキー余市工場

少し時間が空いたので、余市にあるニッカウィスキーの工場を訪ねてみました。
正直、企業の工場など大して期待していなかったのですが、あけてびっくり玉手箱。ごめんなさいと素直に謝りたくなるすばらしい工場でした。ごらんあれ。2011年の日本で稼働中の「工場」です。

この建屋。「あー、ここで働きてぇ」と思わずだめ社会人っぷりを出してしまったほどすばらしいです。まぁ、今でも蒸留棟では職人が手で石炭を放り込んでいましたから、私のような甘ちゃんにつとまるはずもありませんが。

工場は敷地の美しさ、建物のすばらしさ、展示の上手さ、いずれも最上級でした。自社の歴史を誇りあるものとして丁寧に説明する態度にも感じ入りましたが、何より自分たちの製品がいかにすばらしいか「知ってほしい」という真摯な態度がひしひしと伝わってきました*1。ええ、知りましたよ。シングル・カスクシングル・モルト、ブレンデッドの意味わかっちゃったもん。
舞い上がっちゃったので、自分用のお土産も買ってきました。今、その一つの梅酒を飲んでいます。余市工場で作られた「原酒」から作った梅酒です。さっき匂いかいで、幸せのあまり泣きそうになりました。涙腺弱いです。で、いまいい気分です。たぶん、あとで家内に怒られます。
呑むために買ったのにねぇ。

*1:以前、ローランドの工場・博物館見学でも感じた

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