- 作者: A.アインシュタイン,内山龍雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/11/16
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- 作者: 高林武彦,吉田武
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2002/05
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メモリICの実践活用法―UV‐EPROM/EEPROM/SRAM/DRAMの構造と使い方
- 作者: 桑野雅彦
- 出版社/メーカー: CQ出版
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
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「相対性理論」はアインシュタインが1905年に出した特殊相対性理論の最初の論文を収め、解説をつけた本です。この年、彼はブラウン運動を元に液体分子の実存を指摘し、光電効果を元に光の量子性を指摘*2し、この論文でニュートン力学を拡張しています。実りある年です。
完読できるかは別として、前書きによればアインシュタインの論文は非常に優しく書かれています。事実ちょっと読んだ限りは噛んで含めるような調子です。しかーし、なんといっても圧巻なのは書き出しにあるこの一言でしょう:
動いている物体の電気力学を考究しようとするとき、われわれが直面するいろいろの困難はすべて、上に述べたような事柄に対して、今までに十分な考察をしなかったことがその原因である。
すげー。論文の書き出しに「よく考えないからわからないんだよ」って書いてるよ。