AMD Ryzen シリーズのブートが遅い件

Ryzen 5 3600のUEFIファームウェア動作時間が長く、ブート時にイライラすることがあります。これをやや短縮しましたが、まだ正常と呼ぶには程遠い状況です。

先日、PCをRyzen 5 3600 ベースにアップグレードして大幅な性能向上を果たしたわけですが、腑に落ちないことが二つありました。

  • キーボードを認識しないことがある
  • OSブートに入る前の時間が長すぎる

キーボードの件はASROCK B450M STEEL LEGEND のファームウェアをアップデートしてから再現しないので、アップデートで解決したようです(v2.1 → v2.6)。

さて、ブートに入るまでの時間です。この時間はタスクマネージャのスタートアップタブから、「直前のBIOS所要時間」として取得することができます。

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直前のBIOS所要時間

この時間は10秒以下なら問題なく、2,30秒かかるようなら何か問題があると考えられるそうです。が、私のPCは40秒を超えていました。調べたところ、やはりAMDのユーザーコミュニティで問題視されていました。

www.reddit.com

投稿者の「42秒かかる」という声を筆頭に20秒台が続出。たまに

「みんな遅いね。私は11秒」

なんて声があるかと思うと、Intelユーザーです。

当該スレッドの結論は以下のようなものです。

  • CSMをオフにするとやや短縮できる
  • ブートデバイスの順番は関係ない模様
  • USBデバイスの問題でもなさそう
  • リセット後ディスプレイの電源が点滅するので、ビデオ・デバイスがらみではないか
  • おそらくAMDBIOSベンダーの不手際で、根本解決は今後のアップデート待ち

私の場合はCSMをオフにして25秒まで短縮しました。もう15秒ほど削りたいです。それにしても、動作周波数3GHzのプロセッサで25秒も何をしているんでしょうね。

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