Newspadの再発明

小説版「2001年宇宙の旅」の中で、フロイド博士が宇宙連絡船の中で電子新聞を読む場面があります。映画ではそのガジェットがディスカバリー号の中で使われており、船員が食事をしながら電子ニュースを読んでいます。

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)

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2001年宇宙の旅 [Blu-ray]

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キーボードを持たない、ポータブルの薄型パネルディスプレイにびっしり文字が表示されていると、ついついクラークの2001年宇宙の旅を思い出します。
そんな奴は私だけだろうと思うのはもちろんうぬぼれで、世界中にクラークを読みふけった電子技術関係者なんか掃いて捨てるほど居ます。ですから"Clark Newspad"でGoogle画像検索を行うと薄型のポータブル・パネル装置を見て2001年宇宙の旅を思い出した人による写真が幾つもヒットします。
私が最初に「2001年宇宙の旅」のニュースパッドを思い浮かべたのは、Go社のPenPoint OS搭載機のモックアップ写真を見たときでした。当時の英文PC雑誌で大々的に取り上げられていました。90年代の頭の頃で、「うわー、ほんとうに未来がきちゃったなぁ」なんて思ったものです。その後、各社がいろいろなアプローチでこのデバイスに取り組んでいますが、なかなか思うようにはいかないようです。
PDAも沈んだ今、おそらくはスマートフォンがその方向に進んでいきそうです。
AmazonKindleを見てもあまり感慨がわかなかったのですが、iPadを見てNewspadを思い起こしたのは、あるいはサンプル画面のポータルサイトが新聞を思わせるからかもしれません。
3ヶ月以内にAndroidを使った中国製の模造品が出るな。名前は次のどれか:

  • eyePad
  • iBoad
  • ePad

東芝が頑張ってDynaPad再開発してくれてもいいんだけど。誰かが"Newspad"で売り出そうとしたらASCIIが商標登録していた……なんてオチでも面白いです。