その1

先日紹介したMobile GMapsのインストール方法を紹介します。インストール先はNokia705NK(ソフトバンク向けN73)で、コンパニオンはWindows Vistaです(W2KでもXPでもOK)。
Mobile GMapsのインストールは大まかに言って次の3ステップになります。

  1. ダウンロードする地図を決める ←ココ
  2. 地図のダウンロードと転送
  3. Mobile GMaps本体のインストール

今回は第一回ということで地図を決める話です。なお、ここで説明するのはあらかじめ地図をダウンロードするStored Mapだけです。パケットを使ってリアルタイムにダウンロードするならあらかじめ地図をダウンロードする必要はありません。

地図を決めるにはWebアプリを使う

Mobile GMapsで

  • どのあたりの地図を使うか
  • どのくらいの解像度で使うか

を指定するにはShustrik氏によるMap Creation Toolを使います。このツールはGoogleAPIを使用しており、Google Mapを見ながらダウンロード範囲を決めることができます。

英語地図ですが、日本までスクロールすると日本語になります。スクロールの仕方はGoogle Mapsそのものです。

まずは地域の選択から

地図の決定はまず地域の選択から始めます。地図をスクロールし、取得したい範囲が決まったら、その範囲を囲むように地図をクリックしていきます。すると、ピンが現れ、囲まれた地域が赤い半透明で覆われます。

ピンの数はいくつでもかまいません。また、凹があっても大丈夫です。場所を間違えてもピンはドラッグすれば動かすことができます。間違って置いた場合はダブルクリックで消すこともできます。また、すべてのピンを消すにはRESETボタンを押します。
たまにクリックしてもピンが現れないことがあります。そのような時は一旦ズームアウトして遠くをクリックするとうまく現れるのでそのピンをドラッグして希望位置に置きます。この例では山手線全域を指定しています。

次にどのくらい詳細な地図にするかを決める

領域が決まったらどのくらい詳細な地図を使うかを決めましょう。画面下にCurrent zoom levelという表示があります。これは現在の地図の拡大状況です。拡大してもっと細かい情報まで表示させると、連動して数字が大きくなります。
地図を見ながら拡大率を決めます。ダウンロードサイズは拡大率の2乗と領域の広さに比例します。最初はあまり巨大で詳細な地図は作らないほうが良いでしょう。理由はいくつもありますが、地図は追加できますので、最初は手軽なサイズがお勧めです。また、大きな地図は取扱を間違うとハンドセットがフリーズします。とりあえずここでは拡大率は12までにして、データサイズを小さくしておきましょう。
拡大率は図の下にある Zoom level from / to で指定します。

Level of detailは無視してもいい

Level of detailは、直感的にわかりにくいのですが、これはどのくらい細かく指定領域をなぞるかを指定します。Mobile Gmapsは、地図を正方形の「タイル」の集合として扱います。タイルを切り出すときに、大雑把に切り出すと不要な地域のタイルまで含みますのでメモリーカードの領域が無駄になります。が、細かくなぞる指定をすると、ブラウザが考え込んでしまうため、場合によっては長時間フリーズする場合もあります。ここは何度も試してみるとよいでしょう。無責任なことを言えば、最近はメモリが安いのでいつもラフか中間くらいで十分です。神経質になる必要はありません。

地図サービスを選ぶ

最後にType of Mapを指定します。これは、どの地図サービスを選ぶかです。なるべく自分がいつも使っている地図に近い表示の地図を選んでください。いつも使っている地図でないと、いざと言うときにまごつきます。私はいつもGoogle Mapsを使っていますので、ここではGoogle Mapsを指定しています。

データの保存

全部設定が終わったら、Generateボタンを押します。すると、Map*********.mapという名前のファイルの保存場所を聞いてきます。好きな場所を指定してください。なお、ファイル名は Map_yamatesen_0-12.mapのように、領域とズーム範囲がわかる名前にしておきましょう。
試しにダウンロードした .mapファイルをテキストエディタで開くと、以下のようになっています。

GoogleMap
00-12: 35.59590618734107, 139.658203125 : 35.81009346826607, 139.833984375

これは、

ダウンロードする領域を四角形で指定しています。この例では四角形はひとつだけですが、複雑な領域だとここにずらりと四角形の宣言が並びます。.mapファイルは指示ファイルなので地図データは含んでいません。データの取得方法は次回説明します。