なまなましい

ボストンが舞台と書評で読んで手にしてみました。普段、ゾンビものなんて読まないのですが。キングは何作か読んでます。

セル〈上〉 (新潮文庫)

セル〈上〉 (新潮文庫)

ゲロ吐きそう(-_-)
なにが生々しいって、前半の舞台の街並みがありありと思い出せることです。物語の始まりとなる惨劇の場所はこのへん。歩いたことありますし、ボストン時代は色々と印象深い思い出が多いので、街並み覚えているんですよ。人々が発狂している様子が実にリアルな背景で頭に浮かびます。空港から爆発音が起きたときの主人公達の振り向いた方向とか、小型飛行機が衝突したあたりとか、生々しすぎます。コプリープレースのソウルキッチン、行ったことあるし(--;
自分がはっきりと知っている場所が舞台になった小説は、よく考えてみるとこれが初めてです。大抵の小説はそれほど街並みに依存しないとおもうのですが、さすがキング、ボストン市民はそうとう打ちのめされていることでしょう。

/* -----codeの行番号----- */