Ubuntuが9.10ベータを大幅アップデート

ここ一週間ほど、事情があってUbuntu 9.10ベータをいじっています。9.04は恐ろしく安定していますし、本来ならかなり大きな変更を施された次期LTSと思われる10.04を待つべきなのだと思われます。とはいえ、9.10は10.04の踏み台となると思われますので、今のうちに10.04の準備として9.10を見ておくのも手です。なにしろそのためのVMWareですから。
さて、いじり始めた頃には「[半角/漢字]キーで日本語入力にならない」など、荒削りな部分が多かった9.10ベータですが300MBを超えるアップデートが施された結果、かなりの問題が解決されました。22日と言われるRCに向けて大車輪で問題をつぶしているようです。

仮想USBオーディオ・アダプタがあると嬉しい

最近はUbuntu Linuxでかなりのことができるなぁと実感しているのですが、ふと思いつきました。
さよなら絶望放送を聞けないようではいろいろ出来るとは言えない」
で、Ubuntu 9.10 beta上のFirefoxで試してみたのですが、見事討ち死にです。で、あちこち探したあげく、vlcというプレイヤーをインストールして直接URLを入力してやれば再生出来ることがわかりました。vlcはSynapticからインストール出来るので簡単です。なお、ツール→preferences→オーディオ→出力 をALSAに変更しています。
しかし、これを調べている途中、大きな問題にぶつかりました。VMWare上でUbuntuのオーディオ信号をホストのオーディオ・アダプタに持って行けないのです。同じVMWareWindows 2000仮想マシンは問題無くオーディオの出力が出来ますので、Ubuntu側の問題です。VMWareの仮想オーディオ・デバイスは古くさくてバッファの扱いが病的におかしいの*1で同情できないこともないですが。
いろいろ試して、結局USBオーディオ・アダプタを直接VMWareに接続すればオーディオ信号を聞くことが出来ることがわかりました。なお、私が普段使っているUA-101にはLinuxのオーディオドライバがないので、手元にあった別のアダプタを接続しています。
めんどくさい…。
極端にマイナーな需要ですが、仮想USBオーディオ・アダプタがあると便利だなと思った次第です。インストールすると、入力はUSBオーディオ・デバイスとして動作し、出力がオーディオ・出力アプリケーションとして動作するアプリケーションです。なんか自分で書いていて狂ってるなと思いますが。

*1:出力バッファがシングル・バッファ

/* -----codeの行番号----- */