NHKの皆既日食の実況がすばらしい

皆既日食、全国的に曇りで残念でしたね。上海遠征の方々も散々だった模様です。
さて、当日のNHKの実況がYoutubeにアップロードされています。

この実況、解説員の方がすばらしいです。
スタジオがダイアモンドリングに気を取られている中で、この現地にいる解説員の方だけが、「硫黄島全体が陰の中に沈み込んでいるような」感じをなんとか知らせようとしています。

海の向こう側、ぐるり360度に渡って青い帯

という現象の異様さを現地の方がはっきり理解しており、頭上の月が自分の上に影を落としていることを実感していると、なんとか伝えようとしています。ところが、スタジオも現地のカメラもどうやら、その風景の奇怪さをなかなか理解出来なかったようです。あとでカメラがパンするのですが、普通の日没と何が違うのか、伝え切れていませんでした。
なんだかこう、その場にいて、それを受け止められる感性を持っていないと、価値あるものとして受け取れない現象もあるのだと感慨深い映像でした。
あとで検索してみたところ、アストロアーツの2008年の中国皆既日食特集に

シルクロード皆既日食魚眼ムービー」というタイトルの動画がありました。硫黄島の解説員が伝えようとしたものの雰囲気が出ているのではないでしょうか。