大型望遠鏡の架台:続き

で、口径30m反射望遠鏡の架台を考えたわけです。通勤中に居眠りしながら。要求としては

  • 軽いこと
  • 整備が楽なこと
  • 取り回しがいいこと

でしょうか。これらの条件を基にいろいろ考えた結果次のようなものを想像してみました。
直径100mくらいの球を考えてください。この球は鉄骨トラスで作ります。フラーレン分子の化け物、あるいは巨大なサッカーボールの葉脈標本見たいなものでもかまいません。当然ですがトラスの基本三角形はある程度小さく作って強度を持たせます。球の中心に主鏡をすえましょう。そうして主鏡の向いている方向に直径30mの穴を開け、ふちを強化します。ここがニュートン焦点になります。ニュートン焦点付近の構造物の重さで球の幾何学中心と重心が重なるようにします。
鏡筒はこれで完成。地面に球の表面と密着する皿状の穴を開けてそれが架台になります。光赤外将来計画検討会にある構想図と少し似ています。
この方式のいいところは鏡筒の姿勢にかかわらず鏡の重心位置が変化しないことです。構造上、架台と鏡筒が接する点は球面上に均等に分散されるため、鏡筒に架台から加わる力は均一です。そのため鏡の支持さえきちんとすれば、鏡筒の歪みも扱いやすいんじゃないかなっと*1
鏡の地上高が結構あるのが欠点でしょうか。すばるみたいに望遠鏡の直下に主鏡の保守設備を置くことができないのが欠点です。天井に保守設備を置いて吊り下げましょうか。
オブジェとしては面白いと思うんですけど。

*1:そんなに簡単なわけない気もするなっと