みーたーぞー

やっと見つけました。はやぶさの公式ページと思われるもの。まだ納得できない点があるのですが、もういいいです。
とにかく、これではやぶさの状況を把握できるようになりました。現在小惑星イトカワまでの距離は地球=月間の半分以下です。そしてこれから通信途絶に向かいます。なぜならこれからはやぶさは太陽の裏に回りこむのです。太陽の裏に入る前も、太陽からの雑音*1が強くて、はやぶさとの通信は困難です。
通信途絶は太陽の裏からはやぶさが出てくるまで続きますが、その間、イオンジェットエンジンは停止しており、慣性でイトカワまで進みます。
さて、現在のはやぶさはゆっくりと太陽に近づく軌道を進みます。今年3月の遠日点通過時は太陽電池出力の低下と地球からの距離が遠かったこともあり、地球との通信は8bps*2くらいまで落ちたとのことです。今後太陽に近づくことから通信機の出力は上がると思われますが、相変わらず地球からの距離は3億キロメートルほどを保ちます。
実際の試料採取行動を、低品質でいいからムービーで見られるかな、と期待していましたが、どうもこれは無理のようです。
イトカワの重力は1/10万G。ごく低速で接近するはやぶさは、地球外天体の過去にないほど精密な写真を撮れるはずです。帰ってきてからでいいからみせてくれよ〜。

*1:太陽は強い電波を放っています

*2:ADSLの100万分の1の速度

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