中国問題

安全だから行くのか

蔡理事長は、若いあるデモ参加者がたまたま叫んだに過ぎない「日本は香港から出ていけ」という言葉を、日本の一部メディアがセンセーショナルに伝えてしまったことが、香港のイメージダウンを招き、旅行キャンセルの大きな要因になったようだとコメントした。

ここでも「悪いのはわれわれではない、日本だ」という論調。

日本の旅行代理店に「香港のデモは平和的。日本人や日本企業に危害を加える恐れはない。日本人は心配しないで、安心して香港に来てほしい」と呼びかけるなど手を打ったにもかかわらず、影響を防げなかったという。

人はなぜ香港に行くのか。「安全だから」だとでも思っているのでしょうか。反日感情を浴びせられるとわかっていて自腹で香港くんだりに行くほど日本人はおめでたくないのですよ。香港返還から10年経たずにここまで商売の感覚が劣化しているとしたら、中国政府の統制は恐るべきものだといえます。

エンジン買います

中ロ関係の変化は軍事バランスも大きく変えます。

中国はかつてロシアから戦闘機やそのエンジンの供給を受けていました。しかし、両国が領土問題で衝突した後、供給が途絶えたため中国はツマンスキーのジェットエンジンをコピーし、見よう見まねで作った戦闘機に搭載していました。
中国がロシアからエンジンを買ったということは、500機の新型戦闘機はロシアではないどこかの国への軍備として配備されるということです。そして対中ODAもこの軍備に一役買っているわけだ。

ニュースピーク

中国が厳しい言論統制を行っているのは周知の事実ですし、日本に対して「歴史の捻じ曲げ」と非難する一方で、都合のよい官製歴史だけしか国内での存在を許していないのもよく知られていることです。相手は全体主義国家だということを忘れてはいけません。
いまさらあわてて事態の収集に乗り出したようですが、1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8)の終盤、演説中に同盟関係が変わってそのまま批判の相手がすぱっと変更されるところを思い出します。聴衆が熱気をたもったまま、スルリと怒りの矛先を変えるのが不気味でした。

宥和報道に乗せられる前に日中の関係はこういう状態だということを忘れないようにしなければ。

そしてこっそりと行われていた日中友好という名の反日会議。

この日は日中友好協会名誉顧問の野中広務・元官房長官が講演し、中国で反日感情が高まっている背景に、政府首脳の中国への無理解が関係していると指摘。「困った首相が一日も早く辞めてくれることを祈る」と厳しく批判した。

ここでも「悪いのは日本人であって中国ではない」という主張。日本人が中国で殴られ、日本大使館が投石されているときに、野中広務という人物は中国と同じ主張をしていることを、われわれは覚えておくべきです。

わはは

こうしてみると、俺も中国で熱くなって反日を吼えてる連中と変わらないな。