パニアケースのフックその後

以前書いたように、単車のパニアケースとリアケースに、シートネット用のフックを取り付けています。

収納時に容積一杯まで活用するための工夫です。5月に書いたエントリーでは、もともと金属フックを使っていたけれど、ポリプロピレンのフックの熱融着に変更してみたと書きました。

その後経過ですが、結局PP製のフックは次々にぽろぽろと外れ、実用に供することはできないという結論に至りました。と言うわけで、本日金属フックに再度変更しました。

取り付け方法は以下の通りです。

  1. ケースのフックを取り付けたい部分をアルコールで拭い、油分を除く
  2. フックにするアイストラップの両側を、エポキシパテで巻き付けるようにくるむ
  3. エポキシが硬化する前にケースの所望の場所に押し付ける
  4. ペイントマーカーで取り付けた部分に印をつける
  5. エポキシが硬化した後にフックに力を加えるとポロリととれる
  6. エポキシとケースの接着する面を紙やすりで荒らす
  7. ポリプロピレン用の瞬間接着剤でフックとケースを接着する

これで相当強力に接着できます。メーカーの説明によると通常のプラスチック同士の接着よりもポリプロピレンの接着は強度が数分の1のようです。しかしながら、きちんと作業すれば十分な力で接着できる、というのがこれまでの結果です。

いくつかポロリと外れたものもありますが、おそらくは油分の取り除きや、接着位置の確認が甘かったことが原因でしょう。

wakimiunten.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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