晩酌をしています。
毎日というわけではなく、ここ数年ほど週末の土日に日本酒を飲んでいます。
年を取ると皆言うことですが、酒量が減りました。
今日は1合半ほど飲んで、目の前の瓶に半合ほど残っていました。昔ならば迷わず飲み干した量ですが、ああ、これを飲んではだめだな、と考えて晩酌はそれまでとしました。
まぁ、毎週晩酌を続けている時点で、徳久さんの境地には程遠いわけですが。
今を去ること35年ほど前、父親に初めて酒を飲まされました。その際説かれたのが
「いま、少ししびれたように感じるか。覚えておけ。これがお前の適量だ」
といった話です。その程度なら乱れることもなく、翌日に響きもせず、週に数度なら体も壊さない量です。
還暦に手が届くようになって、ようやくその言葉がしみてきました。