HHKBのキーマップを戻した

HHKBのキーマップをデフォルト状態に戻しました。手首の痛みが理由です。

昨年購入したHHKBは、主に小指の負担を減らすことを目的として、親指でFnキーを押すようにキーマップをカスタム化していました。この変更は結構快適で、手をホームポジションからほとんど左右にずらすことなく打鍵が可能です。

 ところが、年末あたりから手首に痛みが現れるようになりました。

当初は筋トレを疑っていたのですが、明らかにキーボード入力時に一番強く痛みます。そこで、意識して自分の手の動きを追いかけたところ、シフトキーを使う時に手首を外側にひねっているときに痛むことがわかりました。

結論から言うと、これはHHKBのキーマップの変更により起きた痛みです。

  1. キーマップの変更により、手のひらがほとんどホームポジションから動かなくなった。
  2. その結果、シフトキーを押すときに腕を動かさず、手首をひねってシフトを押すようになった。

要するに、手のひらの動きが小さくなったので無意識に横着をしていたわけですね。

「だったらシフトキーを押すときに意識して腕を動かすようにすればいい」と考えてしばらく試しましたが、あまりうまくありません。痛みはどんどん激しくなっていったため、思い余ってデフォルト状態に変更したところあっさり痛みが引きました。

今でも手首をひねると痛みますが、手の動きが以前と同じになったため手首の変なひねりは打減りました*1

キーボードを打つとき、人間は腕をハの字に構えます。しかし、手のひらはキーボードに合わせて並行に置きます。以前も書いたようにこれは不合理なわけですが、期せずしてその不合理を体で味わう羽目になっていたわけです。

HHKBに関しては売却も考えましたが、打鍵感覚は気に入っているので壊れるまではこれを使うことになりそうです。

*1:要するに30年間痛みなしに打鍵していた動作になった

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